今日の読書、今日の何か-091023_2147~01.jpg

ずっと気になっていたのですが、東京ミッドタウンという場所になかなか行く機会がなく、躊躇していました。

ところが先週幸運なことにチケットをいただいたので、即おでかけ音譜


チケットやポスターの写真にもなっている「造り花」のコーナーがまさにタイトル通り美しく(ちなみに読みは「うるわし」です)、特に菊の見事さは、目が離せなくなるほどブーケ2


他にも祭式用の衣装や、凝った文様など、「ああ和紙って素敵」と純粋に思いました。


ただ、全体としては、「美しく」細工した後の展示物と、紙の歴史(それはすなわち書いてある文字の歴史)に関する展示物、和紙を作る工程に関する展示物が混在し、ある意味どっちつかずになってしまっている印象も受けました。

きれいな細工を見たい人、歴史に触れたい人など、ターゲット層が絞りにくい展示構成かも。

私個人的には、東京ミッドタウンのサントリー美術館ですし、「美し」押しでいった方が評判になるのでは、と思いました。


平日の昼間に行ったので客層のほとんどが上品な中高年の女性だったためそう思ったのかもしれませんが・・・

でも和紙の花、本当にきれいですもん!

もっと見たいって思ったのも無理がないということでチューリップ紫


いずれにしろなかなか行けない高級な場所に行ってみたかった展示を見ることができ、大変充実した時間となりましたラブラブ

囁きシリーズ2作目です。


うーん、私の好みではなかったです・・・

後書きにも書いてるのですが、オカルトホラーの要素が強いので、ミステリーとは異なっていてどうも・・・


犯人や事件はオカルトで終わることなくちゃんと犯人はいるのですが、でも全体を貫く要素に納得できない(理由がつけられない)部分が残ります。

人物像もだいぶステレオタイプで、「どこかで読んだ話感」が強いです叫び

あり得ないほど「美しい」、双子と見まごう兄弟。

深い森の奥の洋館から聞こえる謎の声。


映像化するとしてもドラマじゃなくてゲームが向いているでしょうねテレビ

動機もいまいちですし、主人公の事件への関わり方もそれいいの!?という部分が・・・


完成はされている話だと思いますが、ミステリーとして読むものではないかもしれませんね。

館シリーズが読み終わったので、綾辻行人さんの「囁き」シリーズを読むことにしました。

新幹線で楽しもうと思って持っていったのですが、新幹線に乗るまでの在来線でほぼ読み終わり・・・


それだけ読みやすいにひひということです。


思春期の女性像がよく描かれていると思います。

集団のあの年ごとの女性たち(女生徒達)の関係性や家族、特に母親との葛藤。

「血」をもてあます苛々感。

30代の自分から見ると「なつかしー」と思うような心象風景がたくさん出てきます。


「館シリーズ」のような考えなければならない箇所は少なく、「赤川次郎的な」大衆エンターテインメントと言えると思います。

読書になれていなくても読みやすいのではないでしょうか。


ただ、「独白のトリック」はさすが綾辻さんの十八番!ということでうまーく使われていますし、館~に通じる薄暗さもありますので、ミステリーファンにも好まれると思いますグッド!


気軽に読みたい一冊です。