雷による被害を無くす為に、専門業者へお願いするのが良い理由 | .

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今月の初めに栃木市周辺で、激しい雷雨がありました。すでに忘れてしまっている方も多いと思いいますが、被害の発生については何件か報告を受けております。

今回の被害の内容をみますと、ほとんどが家電製品や情報通信機器の故障が多かった様ですが、中には太陽光発電施設でも被害が発生していると聞いております。これらの被害はどの様にしておこるのでしょうか?

雷発生時に、その雷は雲の中や地上に向かって放電します。その放電が電線に落ちたりすれば、その電線を伝わって、建物内部に侵入し電気製品へも入ってきます。また雷発生時には電磁波を発生しているので、ラジオにノイズが入ったりしますね。その電磁波は電線にも影響する事があり、その電磁誘導によって誘導電流が生じて電気製品に侵入してきます。

情報端末とよばれるパソコンや電話・FAX等は、先に説明した雷電流の侵入には非常に弱いので簡単に壊れてしまいます。また壊れにくい家電製品もあります、最近では見かけなくなった白熱電球や家庭用の黒電話等がそれに該当します。

ですから、現在の家庭や事務所内で使われている家電製品は、雷に対しては非常に弱い製品です。こういった製品が普及していった事により、雷による被害の件数が年々増加していった事につながります。

それでは、家電製品を雷の被害から守る事はできないのでしょうか?

その為には対策を打つことが必要になります。
その対策とは・・・

1.電磁遮蔽
2.等電位化
3.避雷器の設置

ここからは説明がちょっと難しくなりますが、ここで手を抜く施工業者も多いので、書いておきます。簡単に言うと

1.電磁波の影響をなるべく少なくして
2.電位差を無くし
3.そのうえで雷の電気の侵入を防ぐ避雷器を設置する

という事なんです。

しかしながら、いきなり“3”だけの対応で終わりにしてしまう様な対策も見受けられますが、それでは完全とは言えません。

対策を施すには、これらを理解して適切な対策を施せる業者にお願いする事になります。
それは、家を立ててくれた工務店さんでしょうか? それとも電気工事屋さんでしょうか? もちろん対応していただける事はあるかもしれませんが、やはり専門職ではありませんからわからない事も出てきます。

防雷対策は専門業者にお願いする事が、確実でコストも抑えられます。特に弊社では現地調査を行い、被害の原因調査と最適な対策を提案する事ができます。

この部分がしっかりなされてないと、対策費用が高くなってしまったり、対策したのに効果が無かったという事が実例としてあるのです。

対策を考えている方は、是非一度ご相談ください。


営業工事部 酒井 勝