こんばんは


久しぶりに本を読みました


ずーっと


本を読む気力なんてなくて


年がら年中


Telasaで相棒の全編を


繰り返し観ていました


ストーリーは全部頭に既に


入っているので


頭を使わずにぼーっと観られるからです


たくさん大好きな登場人物がいます


松尾諭さんが演じている


蓮城弁護士もそのひとりです


蓮城弁護士は


超人的な記憶力を持ち


警察に対して好戦的ですが


杉下右京だけは


同じように天才的な頭脳の持ち主だからか


とても気に入っています


そんなアクの強い蓮城弁護士を


松尾諭さんが好演しています


松尾諭さんが少し気になって


どんな作品に出演しているのかなぁと


調べたら


不惑のスクラムという作品が目に留まりました


NHKで放送されていたようですが


原作があったので


Kindleで読んでみました


とても読みやすくて一気に読めました


不覚にも何度も泣いてしまいました


心に深い傷を持つ人たちが


しかも中年から老人まで


週末ただラグビーを一緒にプレーする


なんの忖度もないただそれだけの関係が


お互いにかけがえのない存在になってゆき


無心でラグビーに打ち込む時間や


ひとりひとり問題を抱えて


社会で葛藤しながら生きている彼らは


そんなお互いの姿を少しずつ知るようになり


影響しあい


まるで青年のような熱い心で


迷い悩みながらも


敢えてお節介になって


仲間の背中を荒っぽく押したり


不器用に手を差し伸べたりします


なんていうと


お涙頂戴の感動モノかと


思うかもしれませんが


いろいろな違った考えを持つ


大人の集まりですから


意見が合わないことも多くて


ときにはそれがもとで


亀裂が走ることもあります


だけどそんな中で少しずつ支え合って


成長していく姿が心に響きました


最近なんだか


生きている意味を見失って


希死念慮にとらわれる日々が続いていました


生きていて良いんだよって


言われた気がしました