夏休みの読書 | スコットランドは今日も曇り空

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気がついたら在英30年。今さら周りに言えない憂さをさらすブログ。

 

 

 


ブロ友さんがやっておられたので、

私も織り姫占いを引いてみました。



ウインクウインクウインクウインク


趣味に没頭できる日とな?

趣味は読書よん。



昨日、注文した夏休みの課題図書(ウソ)が

届いたので、

早速読み始めています。



今日も読み進む予定。



本はこれね下矢印








スペンサー伯爵、

ダイアナ妃の弟チャールズが書いた

寄宿学校の暴露本です。



赤裸々にイジメやら何やらの

私立の寄宿学校での体験を

書いています。

ファンタジーなホグワーツじゃないよ、

リアルな恨み骨髄の手記。





スペンサー伯爵は

歴史家でもあり、

お屋敷に眠る貴重な資料を駆使して

何冊も著書を出版しています。



典型的なブリティッシュ貴族の

教育の賜物かどうかは分かりませんが、

文才あるし、

とても頭の切れるタイプ。



目端も聞くし

ビジネスセンスもあるようで、

毎年、夏になると

なんかメディアに登場してきます。



大抵はダイアナ絡みのなんかなんだけど、

常にパブリックに

ダイアナの悲劇をリマインドしているんです。


その心は?


もちろんビジネスよ。

夏の間だけ、

スペンサー家の居城、

オルソープが一般公開されるんです。

(入場料30ポンド!)



キョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロ



ダイアナ妃が離婚したあとは

実家に帰ってくるな、

勝手にやってくれと突き放したくせに、

亡くなった途端に

「ダイアナのレガシー」だものね?



ダイアナのお葬式では

メディアを攻撃して

甥たちを守れるのは自分しかいないみたいな

大言を吐いていたくせに、

わざわざダイアナのお墓を

自分家の池の真ん中にして、

しっかり期間限定ツアーの

お金も取っていたしね〜。

(遠くからチラッと拝むだけ)


ウィリアムがスペンサー家に寄り付かないのが、

何よりも多くを語っていますね。


キョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロ




と、まあ、私は

スペンサー伯爵に

あまり好感情は持っていないんですが、

この本は面白そうだったので

手を出しました。





地元の小学生時代のダイアナと一緒の写真。この時期は幸せな子供時代だったそうですが、その後、8歳で寄宿学校に送り込まれた。




期待を裏切らない出だし。

いろいろと興味深いです。



ちゃんと筆が立つ人だし、

頭も良いので

どっかのスポイルされた誰かさん達とは違って

ザラつかず、

可哀想なボクちんにもならず、

公平で読みやすいですよ。



ただネームドロップが凄い!

貴族年鑑か?


😅😅😅😅



オルソープにも行ったことあるけど、

本当、世界が違いますよ。

スコットランドの公爵より

スペンサーさんちの方が

ずっと金持ち、大貴族!



イングランドの大貴族は

凄い!と

つくづく思い知らされた体験でした。