笑ったね | スコットランドは今日も曇り空

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気がついたら在英30年。今さら周りに言えない憂さをさらすブログ。

さて本日、職場にて

Occupational therapist との

電話問疹がありました。


Occupational therapist は

作業療法士で訳は合っているのかな?





わざわざ同僚にカバーしてもらってさ、

指定された時間に

静かな個室で電話を受けたんだけど、

別にこれは私がリクエストした訳ではありません。



最近、就任したマネージャーが

やたら張り切りさんでね、

私めの健康や

労働状態にいろいろ気を使ってくれるのよ。

最初はフィジオセラピストの予約を

取ると言っていたんだけど、

例の如くのウェイティングリストの波に呑まれて

敢えなく沈没。

でも、なんかやりたいらしくて、

作業療法士の予約を取り付けてきました



キョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロ



私の本音は時間の無駄。

でも、顔を潰さないために

大人しく承諾しました。


☎️☎️☎️




でも療法士さんはプロ。

少し話すうちに、

すでに私は自分で出来る範囲のことは

全てやっている、

特に今更、付け足すこともない、というのが

明白になってきたんでしょうね。


だんだん声に勢いが無くなってきた。



爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑



なんかリストを見ながら

チェックしているという感じで

椅子の座高がどうとか、

階段がどうとか。

そしてエレベーターの話になったとたん、

療法士さんの声が

急にイキイキしてきました!



「職場にはエレベーターがあって、

普段はジュラさんは

エレベーターを利用しているんですよね?」


はい、そうですと肯定する私に被せて、

療法士さん、

鼻息荒く、次の質問を口にした。



「緊急時にはエレベーターは

使えませんよね?

例えば火事の時とか。

緊急時に備えて、何か対策していますか?

何も無いですよね?」



そして勝ち誇ったように

続けてくれましたよ。



「ハイ!分かりました!

それではジュラさんの緊急避難対策を

至急、そちらの職場で検討して

計画するよう

こちらから文書にして

アドバイスを送ります!」



5分前とは打って変わって

意気揚々と宣言する療法士さん。

良かった、これで報告書の体裁がつく、という

心の声が朗らかに聞こえてきました。



笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き






せっかくの達成感をぶち壊したら

悪いから、

ありがとうございます、

よろしくお願いしますと

電話を切ったけど、



私の緊急避難計画って

何なんですか⁇



万が一火災が発生したら、

男の先生が

私をお姫様抱っこして

階段を駆け下るわけ?


それとも2階の窓から

消防隊員が助けに来てくれるのを

あ〜れ〜、と待つわけ?



びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり



そもそも私、歩けるんですが?



階段を登り降りするのが痛いから

避けているだけであって、

必要なら

ちゃんと歩けます。



いや、本気の火事が起きたら

痛いもへったくれもない!


走って逃げます!

当たり前だろ?



炎炎炎炎炎炎炎




電話のあと、

同僚に緊急避難プランを

バラして大笑いしましたよ。


良いジョークになったわ!



(しかしまあ、お役所仕事というか。

本当にサポートとヘルプをしたいなら、

NHSの順番すっ飛ばして

早く手術をうけさせてくれ!

療法士さん、事実には違いないけど、

手術を行わない限りは痛みは酷くなる一方ですものね〜とサラリと言ってくれた。

何気に傷つきましたよ😓)