ハロウィンの
トリックorトリートを
ガイジングと
いいます。
guising ガイジングは
disguise 変装する、擬装する、から
語源が来ています。
11月1日の万聖節の前の夜、
All Hallows Eve ハロウィンには
悪魔が出てくる。
うっかり悪魔に捕まらないように、
眷族の魔女や魔物に
子どもが変装して
歩くところから
ガイジングと
呼ばれていたそう。
あちこちの家を訪ねて
トリックorトリートと
叫ぶのは一緒だけどね。
そして詩を朗読したり
ジョークや歌を
披露して
お菓子を貰います。
落花生やリンゴ
アメの一つくらいが
もともとの定番。
お菓子の代わりに
1ペニーのお金を挙げることも
普遍的でした。
本当に5円か1円ね。
それ以上はあげません。
実際に起きた
ホラーストーリーを
一つご紹介。
ある日本人駐在家族は
相場を知らずに
玄関に来た子に
1ポンドあげちゃった。
たちまち1ポンド貰えた
というニュースが
広がって、
そこのお家には
ワラワラと子どもが大挙して
押しかけてきました！
お菓子だけで済ませようとしても
しつこく粘って
玄関の前から
動かない子供。
大変な騒ぎになりました‼︎
無視してドアを開けなくても
しつこくピンポンするからね〜。
何事だと、ビックリした
ご近所さんが出てきて
子どもを
追っ払ってくれるまで
ピンポン責め。
子供とはいえ、
6年生になると
ガタイもデカくなるし、
生意気なガキは
多少のことじゃ
引き下がらない。
せっかくイギリスで
初めてのハロウィンだと
楽しみにしていたのに
さんざんだった
トリックorトリート。
駐在家族さん、
翌年はカーテンを
ぴっちり閉めて
玄関の電気も
消していたそうです