ツバキとポケモンの学び舎(小説-第1話) | 黒椿姫の学び舎

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黒椿姫の学び舎へようこそ。
最近は忙しくてあまりブログ更新をしてません。
ブログ外では割とポケモンやモンハンをよくやってます。
ポケモンガチ勢でモンハンエンジョイ勢な黒椿姫の日常?をごゆるりとお楽しみください。


注意!この小説には「擬人化」する(常時擬人化ではありません)ポケモンが多数登場し、基本人間と同じように生活する様子も描かれます。普通に喋ります。
そのような描写が苦手な方はページをバックすると幸せになります。









「い、行ってきまーす!」
「はいはい、行ってらっしゃーい」

朝ご飯を速攻で食べ、仲間の入ったモンスターボールを六つベルトに急いでつけ、猛ダッシュで家を出る。

「ち、遅刻しちゃうー!」

なぜなら、私ツバキはいつも通っているポケモン道場(?)に遅刻しそうだったから。

現在7時54分。道場は8時までに着かなければならない。
つまり、残された時間は6分しかないわけで……。

「こんなことならいつも通りさっさと寝ちゃえばよかったのに!なんで夜中遅くまで『ちょっと本気だそうか!』なんて言ってパーティ考えてたのよー!」

もちろん、私は超全速力で走ってるわけで。

ちなみにいつもはパーティなんて考えないでさっさと寝るから遅刻なんてしない。
昨日はなんとなく真面目にパーティ考えてみたくて、寝たのは3時……。

『急げ主。この距離なら信号が全て青で主が一度も走るのをやめなければ着くはずだ』

「それなんて無理ゲー⁉︎と、とにかく可能性があるなら諦めない!それでいこう!」

可能性があるなら諦めない。
よく道場を経営してる人が口にする言葉だが、誰がどう聞いても使い方を間違ってると思うはず。実際違う。絶対。

おっと、今モンスターボールから聞こえた声はウインディの「まかみ」の声ね。

「……って、誰に教えてるんだ私ぃぃぃ!」

『落ち着け。それよりもそこを曲がるのでは無かったのか?』

まかみの声でハッとする。
この道を曲がって、あとは信号にさえ引っかからなければ、まっすぐ走れば着く!

そう思って、道を曲がった瞬間だった。


ドンッ!


「うわぁ⁉︎」

「うぉっと⁉︎」

曲がり道から来た人とぶつかってしまった。
……いや、このタイミングで学園モノにありがちな光景とかいらないんですけど!

『……主。無事を祈る』

突然、まかみが意味深な事を口にした。
……無事を祈る?


「…………よぉ……ツバキぃ……」

「………………へ?」

ぶつかった相手がなぜか私の名前を呼ぶ。
ふと頭をあげるとそこにいたのは、私が通う道場を経営する、鬼そのものな形相の師匠がそこにいた。




ツバキとポケモンの学び舎
第1話 ツバキとポケモンバトル





ー道場「ポケモンの学び舎」ー

「ご、ごめんなさい……」

あの後、師匠ことキノホシさんに強引に道場へ連行され、小一時間ほど説教を食らっていた。
ちなみに、罪状は「寝坊による遅刻」である。これで小一時間怒られる私って……。

「まぁ、パーティ組むのに頭を使うようになったのは褒めるべきかもしれんがよ。それ以前に道場のルールくらいは守るべきだよな?人としてよ?」

「そ、それさっきも……」

「うし、今日くらいレーティングバトルしても「待ってくださいレーティングだけはマジで勘弁してください」なら口答えするな」

「うぅ……すいません……」

私はまだレートを記録出来る程の腕を持っていない。
ここに入った際の目標の一つに『目指すはレート2000越え!』なんてのがあって、レーティングの体験をするという名目でレーティングバトルを一度だけしたことがある。

もちろん、ボロ負け。
こっちがすることを何もかも読んでくるし、技を出す前に倒されるのがオチだったりした。トラウマ物だよもう。

……私の目標だって、「レート2000」なんだもん。なのに、レートを上げるための一戦でボロ負けして、レベルの差を見せつけられて、思い出すたびにショックな気分。

「……おい、聞いてんのか?」

「……ふぇっ⁉︎あっはい、多分!」

「……修行量、増やすって話だが……?」

「はいっ!…………えっ」

ちょっ!えっ?ふ、増やすって⁉︎

「罰だ罰!お前、遅刻しただけとか思ってねぇだろうな?まさか今日はテストバトルの日だということを忘れたわけじゃねぇよな?」

そ、そういえばそんなこと言っていたようなー……うわぁ、パーティ考えてたけど、結局パーティ出来てないんだよなぁ。

……じゃない!そうだ!テストバトルあったんだ!バトル練習してない!

「……とか言うのは目に見えてるから、テストバトルは一時間後だ。それまでに自己練習してろ!とりあえず、テストバトルで合格しなけりゃ、罰実行だからな!」

「ヒィィィ!頑張りますぅ!」

『……主。勝たねば主の好きな自宅へ帰れなくなるぞ?』

「なんでまかみまでそんなこと言うの⁉︎」

なんかみんなに笑われてる気がするけど、とにかくテストバトル合格目指して早速練習しなきゃ!






「……とは言ったものの……」

そもそも、テストバトルって誰が相手?
どんなポケモン使うの?技とかは?
私わかんなーい……うぅ。

「ねぇ?ご主人?」

「ん?どうしたのくもっち?」

あ、今のはデンチュラの「くもっち」ね。

「いや、なんか暗いなぁって。大丈夫?」

「正直ヤバイ。テストでもバトルまだ苦手なのに!」

さっきも話したレート体験以来、私はバトルが苦手に。
なんか、頭ごなしに技をぶっぱなすと言うか、交換読みやらなんやらなんてできないというか。
それに加え、私はテストとなるとかなり緊張する。レート体験と比べてもテストの方が緊張する。ガッチガチ。

「こ、これって勝たないとどうなるんだっけ?」

「負けたら修行量増やされるんじゃなかった?」

うぅ、それはそれでキツイ!
勝たなきゃダメなのか。勝たなきゃ面倒なことになるのか……。

『主。一度ボールから出してくれ』

突然、ボールの中のまかみから声がした。

「え?あ、うん」

言われたとおりまかみをボールから出す。

「ふむ……外の空気はやはり美味い。……して、主?」

「は、はい!」

「緊張することはない。勝てばいいのだろう?」

……まかみ……。

「原因自体は主の自業自得だが、どんな理由であれ、主が勝ちたいと望むのなら、我らポケモンはそれに応えるつもりだ。だから主たる者、そのくらいで臆するな!」

か、かなりザクッと刺さる言葉があった気がするけど……。

「そ、そうだね。みんなのこと信じて戦えばどうにかなるよね!よ、よし!頑張るぞー!」

「「いや、どうにかなるって言うのはちょっと違うんじゃ……」」

気合入れたつもりが、空回りしちゃったみたいです……。

ともかく、テストバトルは勝ちを飾らねば!

「よし、早速練習開始だ!みんな!ほらほら、行くよ!」

「やれやれ、相変わらず感情の起伏が激しいと言うか……」

「まぁ、それがご主人だよね。いこ!まかみ!」

「……うむ。行こうか」

誰が相手か知らないけど、絶対に勝つんだ!



to be a continued……
















はい。第1話、とんでもなく長く感じるのは自分だけでしょうか?
ども、中の人の方のツバキです。

小説の注意点をいくつか。
・小説内のツバキとブログ書いてるツバキは別人
当たり前ですね。小説内のツバキはあくまで自分の妄想から生まれたものですから。
居るなら心から会いたいと思います。
・ポケモンが喋る
冒頭で注意しましたね。いいですよね。夢見ても。
・擬人化有り
今回はしませんでした(トレーナー同士のバトル及びその練習、またボール内などではポケモンの姿です)が、いつか出ます。いつか。タブンネ。
・「」と『』の違い
前者はポケモン以外の会話、及びボール外のポケモンの会話で使います。
後者はボール内のポケモンのセリフに使います。変更があるかもしれませんが、今の所はそうします。
・駄作
何も言うまい。
国語力の無い自分の小説なんざ、言ってしまえばただの自己満です。
それでもみてくださる方々、評価してくださる方々には感謝しきれません。ありがとうございます。



第1話の細かい注意点
・ツバキ
設定で学校に行っているような表現がありましたが、今回は学校の方は休日と考えてください。
・キノホシ
基本自由人な彼ですが、道場の師匠として、珍しく遅刻したツバキを心配したのでしょう。彼もまた珍しく迎えに来てますね。いつもはこんなことしません。今回は「師匠」としてなので。
・ウインディ三兄妹
まかみしか出てませんでした。最高の相棒とは一体……。
・くもっち(デンチュラ)
手持ちその2です。今回は出ませんでしたが、他4体もしっかりいますので。
裏設定ですが、現在彼女は10種類約30匹を持っています。無論自分で捕まえたポケモンは少ないですが。
さらに裏設定ですが、彼女の使うポケモンは自分(書いてるツバキ)の使うポケモンです。




こんな感じですかね。
それでは、第2話をお楽しみに。
感想、指摘などお待ちしてます!
また会いませう!