昨日はウィッグのシャンプー講習?
やり方を教えていただきに、ウィッグ購入店に
行ってきました。
不器用な私、また鬼コーチスタイルかと
覚悟して行きましたが、
プロが洗ってくださるのを見学するのみ。
前回調整していただいた時より、
一針分締めていただき、
サイズはピッタリ、
ふんわりブローしていただきました。
その時に、落武者より更に少なくなった
情けない頭を、
全部切りたい旨お伝えしましたが、
「今はそう思われても仕方ないですが、
治療には終わりが来ます。
その時に、髪が1センチ、2センチ伸びたことを
考えてください。
ウィッグから、その,短い毛が出ます。」
その一言で、
もう切りたいとは言いませんと心が決まりました。
ウィッグから、スポーツ刈りの髪が出てる図、
怖いーー。
そして、ウィッグの,お手入れについて。
普段は消臭剤を中からかけてと言われていたので、
リセッシュかけてますと言うと、
「⁉️⁉️」
絶句してました。
その会社お勧めの消臭剤という意味だったみたいです。
その消臭剤、シャンプー、リンス、絡んだ髪をほぐす液?、ブラシ
しめて1万円ナリ。
高級店です。
あけて本日、職場の昼休みに近づいてきた同僚。
同僚と言っても、少し仕事内容が違うのであまり
絡むことのない、若い真面目な女の子。
財布を開いて何か出すので何かと思ったら、
車の免許証。
写真見たら、
ぐりぐり坊主の少年?
えっ、その同僚??
「あの、これ私なんです。
今、同じ状況なのかなと思って」
と。
他の職員もいたので、廊下に出て話す。
同僚
「私も治療で髪全部抜けて、
今たぶん○○さん(私)も抜けてて、
落ち込まれたりしてるんじゃないかと思って、
声をかけさせていただきました。」
私
「ええええっ?そんなに若くてそんな思いしてたの?
知らなかったーー」
と、しばし抗がん剤トーク。
彼女は乳がんだったそう。
他の同僚のサバイバーたちに
激励会をしてもらった話をすると、
同僚
「次は私も入れてください。
身近にそういう人がいなかったので
嬉しい」
そりゃそうだよな、若いものあなたは、、、
普段、物静かに真面目にお仕事に取り組まれている姿勢、
おばちゃん職員に信頼され可愛がられる人柄、
私が癌だと知ってから、
打ち明ける、声をかける機会について、
心の中でタイミングをはかって、
自分の写真を見せながら話しかけてくれた
思慮深さ、
元々の性格もあるのかもしれないけど、
その上で、これまでの体験を経て醸造されてきたんだなぁと、
泣いちゃいました。
彼女も泣いてました。
治療終わったら、
サバイバーの会をしようと誓いました!
ガンになったからこそ、
知る世界、広がる世界、刻まれること、気持ち
大切にしたいな
と感じた
AP療法初回前夜でした。