Rael Maitreya

Nobby Raelian 動画訳

 

ネガティブな感情から自身を解放する方法

 

 マイトレーヤ・ラエル

私たちは、この並外れた教えを持つ、世界で唯一の存在です。

そこでは、物事が起こる「前」の段階に立つことが可能だと教えられています。

というのも、世界中にある自己啓発や感情管理のグループは、まさに「感情を管理する」からです。つまり、怒っているなら、妻を殴る代わりにクッションを殴りなさい、というわけです。それだけでも、もちろんまだマシです。

大声を出しなさいとか、呼吸しなさい、リラックスしなさいとか、いろいろな方法があります。

でも、その感情はすでにそこにあるのです。自分の内側に存在していて、ダメージを与え、ひどいストレスを生み出しています。

 

一方、私たちは、そのもっと前の段階に立ちます。

つまり、意識とは、感情が生まれる前に、何がその感情を引き起こし得るのかを見極め、そもそも感情を生じさせないことなのです。

生まれなければ、管理する必要もありません。

そして、「正しい注意」と「正しい集中」はすべて、ネガティブな感情が生まれるような状況に決して自分を置かないことに向けられなければなりません。

そこに小さなフィルターを置くのです。

「これはポジティブな感情だから、生まれさせよう」

「これはネガティブな感情だから、私はいらない。だから、その中には入っていかない」と。そうすれば、それを管理する必要もありません。

 

しかし、いったん感情を生まれさせてしまったら、もう手遅れです。

人によっては、感情をそのまま表に出すことと同じくらい、あるいは、時にはそれ以上に、感情を抑えて管理しようとすることの方が、かえって破壊的になる場合さえあります。

破壊的な感情を抱いた人が、間違った教育によってそれを「管理」するとします。

その人は苦しんでいますが、それでも感情を抑え込みます。

すると、自分自身や他人にとって、感情をその場で表に出した人よりもはるかに破壊的な状況に陥ることがあるのです。

たとえば、感情のままに隣人の顔を思いきり殴ってしまった人なら、それで終わり、そのあと謝ることもできます。その人は落ち着きを取り戻し、謝ることができます。もちろん、相手が歯を1本か2本失ったら残念ですが、極端に言えば、それ以上には進まないかもしれません。

しかし、恨みや憎しみという感情を内側に抱え込んだ人が、「私はこれを管理している、呼吸している」と言いながら、何日も過ごしていくと、それがどんどん蓄積していき、ある日、隣人を殺してしまうかもしれません。それは、歯を2本失うよりもはるかに深刻です。

 

そして、動物を使って行われた実験でも、それを見ることができます。絶えずストレスを受ける状況に置かれたネズミは、毛を逆立て、苦しんでいます。それは、ミルグラム実験を描いた映画『I comme Icare』でも見事に示されていました。

 

ですから、感情を「管理」する段階になった時には、もう遅いのです。人間の最大の長所は、ホルモンの影響を受けてもなお、意識的であり続けられることです。なぜなら、いくつかの例外を除けば、ホルモンは常に意識に反する方向に作用するからです。ホルモンによるものは、意識に反するものです。

それは動物を見ても、とてもよく分かります。私は動物が大好きですが、たとえばオジロジカです。北米、とりわけ私が長い間暮らしていたカナダに生息しているシカです。

本当に見事な動物です。美しい毛を持つ大きなシカで、ヨーロッパのシカより少し小柄です。彼らは一年を通してそこで暮らし、雄同士で一緒に過ごします。少し男性中心的と言えるのかもしれませんが、雌は雌同士、雄は雄同士で過ごします。そして、雄たちは力強い動物です。大きな角を持つ雄同士で互いを舐め合い、一緒に過ごし、互いに触れ合い、身体をこすり合わせ、一緒に遊びます。

ところが突然、繁殖期になると性ホルモンが出てきて、彼らは殺し合うのです。そのホルモンがなくなると、また一緒に遊び始めます。人間も同じです。ただし、人間の場合は年に一度ではなく、残念ながら一年中です。

そして毎日、いわゆる「情痴犯罪」や、「愛しているから殺す」といった犯罪が、どれほど起きているでしょうか。そこでは、ホルモンが人を突き動かしているのです。いくつかの例外を除けば、ホルモンは常に意識の働きを抑える方向に作用するのです。

ですから、意識的でありたいのであれば、「私はホルモンに影響されない」と言うことが重要です。

女性には一つの利点があります。女性がしばしば男性よりも意識的で、より平和的であり、未来の世界により適した価値観を持っているのは、そのためかもしれません。女性には月経があります。これは非常に大きなホルモンバランスの変化です。

意識的でない女性なら、それを口実にして、パートナーや周囲の人々の生活を耐え難いものにすることもできます。「今、生理だから、私は面倒な人間になる。それを受け入れてもらわなきゃ。生理なんだから、ちゃんとした言い訳がある」と。

しかし、知性ある女性は……そういう女性は非常にたくさんいますが……それを利用して、こう言います。「ホルモンのせいで、自分の行動を変えなければならない理由などありません」と。

そして逆に、意識によって、そのホルモン反応が起きる前の段階に立つことができます。「私は、生理中こそ、普段以上に調和のとれた状態でいよう」と。

そして、それはうまくいくのです!

 

おそらく、それこそが、大多数の女性が男性よりもはるかに非暴力的で、平和的である理由なのかもしれません。

 

フランス語の短い動画で話してあります

https://www.facebook.com/reel/1115594727577933