人類の生存に不可欠なものはミミズとミツバチですね。

Rael Maitreya

Nobby Raelian訳

 

ひっそりと土をのみ込み、有機物を再循環させ、地下の生態系を形づくる生き物

 

私たちの足元では、ある目立たない動物が、土壌の変化に積極的な役割を果たしています。それがミミズです。

 

 頭はどこにあるのでしょうか?

ミミズの体は、「体節」と呼ばれる多数の輪のような部分からできています。

体の前端には口があり、その上には「口前葉(こうぜんよう)」と呼ばれる小さな突起があります。これは周囲を探るのに役立ちます。

成体では、体の途中に見られる太くなった帯状の部分「環帯(かんたい)」も、前後を見分ける手がかりになります。頭は、環帯により近い側にあります。

 

 土を食べるの? はい……でも、いつもではありません!

一部の種類、特に土の中で暮らす内生性のミミズは、有機物やそこに含まれる微生物と混ざった大量の土をのみ込みます。

一方で、主に植物の残骸を食べる種類もいます。

 

のみ込まれた内容物は、消化管を通っていきます。

途中で筋肉質の「砂嚢(さのう)」を通り、そこで粒子がすりつぶされ、その後、腸で栄養分が吸収されます。

残ったものは最終的に、「糞塊」あるいはキャスティングと呼ばれる形で排出されます。

 

 脚がないのに、どうやって動くのでしょうか?

ミミズの体には「剛毛(ごうもう)」と呼ばれる非常に小さな毛があり、これによって土の中に体を固定することができます。

さらに、体のさまざまな部分の筋肉を順番に収縮・伸長させることで、波のような動きを生み出し、前へ進んだり、土を掘ったりします。

 

 まさに「土壌のエンジニア」

土を掘ることで、一部のミミズは地中にトンネルをつくり、空気や水が通りやすくなるようにします。

また、その活動は、有機物を土と混ぜ合わせたり、栄養分を再循環させたりすることにも役立っています。

 

 肺も、本当の目もありません

ミミズは皮膚を通して呼吸します。そのため、ガス交換を行うには皮膚が湿っている必要があります。

本当の意味での目は持っていませんが、光を感知する細胞があり、それによって明るさを感じ取ることができます。

 

 ミミズであっても、問題になることがあります

ミミズが、すべての生態系において必ず有益であるとは限りません。

外来のミミズの中には、土壌の構造を変化させ、有機物の循環を乱すものもあり、特に一部の森林では問題となることがあります。

 

 脚もなく、肺もなく、本当の目も持たないミミズですが、それでも土壌の動きと変化において非常に大きな役割を果たしています。

出典:

University of Illinois Extension(2021)

Invasive earthworm species a threat to Illinois’ natural resources

 

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