Rael Maitreya

Nobby Raelian動画訳

 

リンパ液は、ギリシャ人から「白い血」と呼ばれていました。

人体には、血液が4〜5リットルあるのに対し、リンパ液は8〜10リットルあります。リンパ液が流れるリンパ管系は、私たちの健康を守る最高の味方です! この動画で詳しくご説明します👇

~ レジナルド・アルーシュ医師

=====

 

 レジナルド・アルーシュ医師/医師、エンジニア、作家

「私はリンパ系にとても関心があります。簡単におさらいしましょうか。リンパ液は6〜8リットルあります。以前、このテーマで番組もやりましたよね。覚えています」

 

── 「はい。でも、もう一度説明してもいいと思います。本当に、本当に知られていませんから。先生がよくおっしゃるように、医学の中では冷遇されている分野です。ですから、改めて説明していただきましょう」

 

 「では、たとえ話をしましょう。今日はパリに来ていますので、パリを例にします。ここへ来るのに、バイクで45分かかりました」

 

── 「ええ、もう少し流れは良くなっていますね」

 

 「はい、かなり流れは良くなっています。でも45分は長いですね。パリを横断するのに45分は長いです。

 

では、都市を一つ思い浮かべてください。

建物や名所を臓器だと考え、皆さんの体そのものを一つの都市だと考えてみましょう。

その都市には臓器があります。そして、その臓器には血液が運ばれています

血管は、いわば道路や大通りです。

 

一方通行の道があり、こちら向きの道もあれば反対向きの道もあります。それが、酸素を含んだ血液を運ぶ動脈です

 

そして別の細い道、つまり静脈があり、酸素を渡し終えた血液を運びながら、代謝によって生じた物質や二酸化炭素を回収していきます。

 

しかし都市の地下には、きわめて重要なネットワークがあります。

それが下水道です。パリという都市も、下水道が整備されたことで大きく変わりました。

ご存じのように、パリでは18世紀以前、さらには19世紀初頭以前、実際にはオスマンによる大改造以前、道路は馬の糞だらけでした。

 

当時のパリの舗石は石ではなく、木でできていました。そのため滑りやすく、みんな滑っていました。転倒したり、骨折したり、馬でさえ滑っていました。だから石の舗石が使われるようになったのです。木の舗石は腐ってしまいましたし……まあ、当時の下水道というのは……人々は、道路は……」

 

── 「みんな、何でも道路に捨てていたんですね」

 

 「そうです。本当に悪臭が立ち込める、ひどい街だったのです。だからこそ、20年おきくらいにコレラが大流行していました。それで下水道を造ることになったのです。

そこで道路の下に、こうしたごみをすべて流すための通路を造りました。

医学でいう『排泄器官』、つまり、もう体に必要のないものを排出する仕組みです。私たちの体内にも、動脈と静脈、つまり道路や大通りがあり、その周囲に臓器という建物があります。そしてその下には下水道がありますそれがリンパ系です

 

しかも、人間のリンパ系は下水道よりもずっと賢いのです

なぜか説明しましょう。

数字でいうと、私たちの体内を循環している血液は、およそ3.5〜4リットルです。

一方、リンパ液は6〜8リットル、場合によっては10リットルあります。これは人によって異なります。

そして、このリンパ液こそが、いわば下水道の中を流れているものです。しかし人間には特別な特徴があります。たとえて言えば、10メートルおきくらいに検問所があるのです。それがリンパ節です。

つまり、下水が流れてくると、そこでチェックし、サンプルを採取します。そして危険な細菌やウイルスがあれば、そのとき専門の細胞、いわば専門の兵士たちがやって来て仕事をします。だから、喉が痛いときなどに、ここにリンパ節が腫れることがありますよね。

 

あれは何かというと、

病原体がリンパ液を通ってリンパ節に入り、そこへリンパ球という専門の細胞がやって来て、それを食べ、リンパ節に炎症を起こしているのです。」

 

── 「だから医師は診察するとき、リンパ節が腫れていないか調べるんですね」

 

 「そうです。皮膚の下にあるリンパ節、たとえば鼠径部や、この辺りなどのリンパ節を調べることで、体の奥で炎症が起きているかどうかが分かります。リンパ節は、いわば見張り役なのです。

まさに検問所です。そこに見張りがいて、『こちらへ行くぞ』と監視しているようなものです。リンパ系というのは、そういう仕組みです。

 

しかしリンパ系には問題があります。ご覧のとおり、これは非常に重要なシステムで、全身に行き渡っています。リンパ液は体中にあります。

ところがリンパ液が循環するためには、心臓のようなポンプがありません。血液には心臓があります。街でいえば、赤信号や青信号がありますよね。」

 

── 「ポンプですね」

 

 「そう、ポンプです。でもリンパにはそれがありません。リンパ液は流れ出て、その後は……。

リンパ液を動かすのは、基本的に体の動きです。一日中何もせず、まったく動かず、座ったままでいると、リンパ液がある程度流れるのは、寝るときくらいです。横になることで、リンパ液がこうして流れるからです。

 

一方、運動をすると筋肉がリンパ組織やリンパ管を圧迫し、その作用でリンパ液が流れます。たとえば、じっとしている座りがちな人と、よく体を動かし、多少の有酸素運動をする人とでは、リンパ液の流れは40倍にもなります。40倍です

 

下水道がきれいに保たれ、しっかり流れていれば、廃棄物を処理する施設まできちんと運べます。どの都市にも、液体の廃棄物を処理する沈殿池のような施設がありますよね。それと同じで、体もずっと良い状態になります。下水のような不要物や、細菌、ウイルスを排出できるからです。

 

しかし体を動かさないと『リンパうっ滞』と呼ばれる状態になります。リンパうっ滞、つまりリンパ液がその場に滞ってしまうような状態です。そうなると、何が起きているのか分からないまま、体調を崩したり、病気になったりすることがあります。」

 

── 「つまり、リンパ液が流れないからですね」

 

 「そうです。簡単に言えば、ごみを回収する衛生サービスが機能していないようなものです。都市では、ごみ収集員というのは最も大切な存在の一つです。ごみが回収されなければ、そこはもはや都市ではなく、細菌の培養地になってしまいます。

ごみ収集員は都市にとって最も大切な人たちです。これは決して迎合して言っているのではありません。このシステムがきちんと機能することは、本当に、本当に重要だと思います……」

 

── 「では、リンパ液は体のごみ収集員のようなものですね

 

 「その通りです。だいたいそんな感じです。ごみ収集員であり、監視役でもあります。私たちの街のごみ収集員には、監視する権限はありません。

つまり、本来そこにあってはいけない廃棄物が入ったごみに直面しても、彼らにはそれを取り締まる権限がありません。そうすることができないし、その権限もないのです。でも、いずれはその権限を持つようになると思います。いつか、ごみ収集員にもそうした権限が与えられるようになると思いますし、私はそうなるよう働きかけています。

なぜなら、ごみを回収するというのは、本当にこの上なく尊い仕事だからです。繰り返しますが、これは決して迎合して言っているのではありません。私たちの体内でリンパ系が果たしている役割と、まったく同じなのです。」

 

── 「リンパ液は何色なんですか?」

 

 「リンパ液は、薄い白色のような色です。少し……完全に透明というわけではありません。深い傷を負ったとき、少し白っぽい液体が出てくることがありますよね。あれが、少量の血液と一緒に傷口から出てくるリンパ液です。血液と混ざるので、血の色が少し薄く見えるのです。」

 

フランス語の動画

https://www.facebook.com/rael.maitreya/posts/pfbid02fgzbS6FrzPadzWY19hrHQemSovtPsqrfWcyE32bZgcAY4H1wnUoJuYp3U7cqmkE2l