Rael Maitreya
Nobby Raelian
訳
『ザトウクジラの口に全身を吸い込まれたこのロブスター漁師は、約40秒間その中に閉じ込められ……そして、生きたまま吐き出されました。すでに飛行機事故からも生還していたマイケル・パッカードは、二度目も死を免れたのです』
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男性がクジラの口に全身を吸い込まれ、40秒後に生きたまま吐き出される……。
ピノキオやヨナの物語のように聞こえます。
しかし、これは2021年6月11日、米マサチューセッツ州沖で実際に起きた出来事です。
その朝、経験豊富なロブスター漁師のマイケル・パッカードは、いつものように水深約10メートルまで潜っていました。
すると突然、巨大な衝撃を感じ、全身を四方から圧迫されながら、完全な暗闇の中に放り込まれました。
最初に頭に浮かんだのは、「サメに襲われた」ということでした。
しかし、歯の感触はまったくありません。
そこで彼は、信じがたい事実に気づきました。
自分がザトウクジラの口の中にいるということです。
彼は30秒から40秒間、暗闇の中で激しく揺さぶられながら、その動物の口の中に閉じ込められていました。そして、生きたまま飲み込まれ、ここで死ぬのだと確信していました。
しかしその後、クジラも混乱していたのか、水面へと浮上し、激しい水しぶきとともに彼を勢いよく吐き出しました。
マイケルは数か所に打撲を負っただけで、骨折は一つもありませんでした。
専門家によると、彼の証言は十分に信憑性があります。
ザトウクジラは、餌を取るために大量の海水と魚を一気に口に含みますが、その喉は人間を飲み込むにはあまりにも狭いのです。
そのため、パッカードが実際に「食べられる」危険はありませんでした。クジラは誤って彼を口に取り込んだものの、自分には大きすぎる異物だったため、吐き出したのです。
最も驚くべきことは? マイケル・パッカードが死の淵をさまよったのは、これが初めてではなかったことです。数年前には、すでに飛行機事故からも生還していました。 二度も生還した彼がたどり着いた結論は単純です。人生は時として、わずか数秒と、自分を飲み込むには小さすぎるクジラの喉によって左右されるのです……。
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