「マイトレーヤII」
~その教えの真髄~
マイトレーヤ・ラエル著
内なる微笑みを育ててください
Cultivate your inner smile
a.H.アフター・ヒロシマ68年.2014年3月
沖縄でのマイトレーヤ・ラエルのお話です。
世界中のどんな蘭の花も、あなたの幸せなラエリアンの微笑みほど美しいものはありません。
ですから、どうかあなたの微笑みをエロヒムに捧げてください。
微笑むことはとても大切です。それはあなたの心の花なのです。
まず、いつも内なる微笑みを持つのです。
内側に微笑みがあれば、それは自然に外側にも輝きます。
多くの人は外側だけで微笑みますが、内側ではとても悲しんでいます。
自殺した人の友人たちは、しばしばとても驚きます。
「先週彼に会ったとき、彼は微笑んでいた。」
「昨日彼に会ったときも、彼は微笑んでいた。」
そう言うのです。
彼らが自殺したのは、外側では微笑んでいても、内側では微笑んでいなかったからです。
もし内側で微笑んでいるなら、そこには幸せがあります。
あなたは生きていることを幸せに感じています。
外側で無理に微笑む必要はありません。
けれども、自然に微笑むようになります。
それは他人を喜ばせるための微笑みではありません。
そのようなものは、ただ礼儀正しくしているだけだからです。
他人に微笑みながら、内側では悲しんでいると、自殺したいという気持ちが強くなります。
ほとんどの場合、泣きながら「死にたい」と言う人たちは死にません。
しかし実際に自殺する人たちは、たいてい他人に対して礼儀として微笑んでいます。
庭を育てるように、あなたの内なる微笑みを育てることはとても大切です。
真実なものはすべて、内側から外側へと向かいます。
それはあらゆることについて言えることです。
他人には微笑んでも、自分自身には微笑まない人たちは、内なる微笑みを持っていません。
いつも外側では前向きに見せていても、内側ではとてもつらい思いをしている日本人のように。
この内なる庭は、微笑みによって育てられなければなりません。
ひとりでいるときの、内なる微笑みによってです。
うつ状態の人たちは他人には微笑みます。
しかし、ひとりになると微笑みません。
まず、ひとりで微笑むことから始めるのです。
他人のためではなく、自分自身のために。
あなたが微笑むとき、それは自分自身に向かって微笑んでいるのです。
朝、目を覚ましたときには、目を開ける前に微笑みなさい。
生きていることの幸せから微笑むのです。
誰もそれを見ることはありません。
けれども、あなた自身がそれを感じるでしょう。
それから洗面所へ行き、鏡を見て微笑みなさい。
他人のためではなく、自分自身のために。
そうすると、その微笑みは内側から自然に湧き上がってきます。
あなたの人生の魔法から生まれてくるのです。
なぜなら、あなたの人生そのものが魔法だからです。
奇術師に会いに行かなくても、魔法を見ることはできます。
自分の顔を見てごらんなさい。
それは奇跡なのです。
その奇跡とは何でしょうか。
あなたは見ることができます。
見ることができるのです!
それは奇跡です。
私はあなたを見ることができます。
しかし、多くの人はそれができません。
彼らは目が見えないのです。
目が見えない人生を想像してみてください。
目を閉じてみなさい。
それが彼らの見ている世界です。
目を開けてみなさい。
なんと美しいことでしょう。
私たちは見ることができるのです。
とても単純なことですが、そのことに驚きなさい。
手術の後で目が見えるようになった人たちは、
「わあ、見える!」
と言います。
私たちも毎日そうするべきです。
あなたは聞くことができます。
しかし、それができない人たちもいます。
指で耳をふさいでみてください。
そして離してみなさい。
聞こえます!
なんと美しいことでしょう。
それは奇跡です。
多くの人は、このとても単純な喜びを与えられていません。
それは喜びなのです。
音楽だけではありません。
人々の声、
友人たちの声、
鳥たちのさえずり、
あらゆる音です。
静寂を聞くことさえできます。
なぜなら、本当の意味での静寂は決して存在しないからです。
少なくとも私たちは自分の呼吸を聞くことができます。
それは美しいことです。
私たちは香りを感じることができます。
花の香りをかいでみなさい。
それは美しく、とても単純なことです。
幸せは単純なものの中にあります。
私たちは触れることができます。
隣にいる人の手に触れてみなさい。
何かに触れることができます。
生きている誰かに触れることができます。
それは素晴らしいことです。
中には手を持たない人たちもいるのです。
あなたは素晴らしい日本料理を味わうことができます。
そして今は、春の美しい果物を味わうこともできます。
味を感じることができない人たちもいます。
それもまた病気の一つです。
彼らは味覚を失ってしまうのです。
こうした単純なものこそが、あなたに幸せを与え、
内側から外側へと微笑みを生み出します。
物ではありません。
車でもありません。
家でもありません。
高価な服でもありません。
宝石でもありません。
微笑むこと。
触れること。
見ること。
香りを感じること。
あなたはそれらを持っています。
そして誰にも、それをあなたから取り上げることはできません。
たとえ突然、牢屋や刑務所に入れられたとしても、
あなたはなおこれらの宝物を持っています。
誰にも奪うことはできません。
だから、それらを楽しんでください。
これこそが幸せの秘密なのです。
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こちらはIです。IIの日本語版は未出版なのでその一部を紹介しているものです。
出版社:無限堂
