Rael Maitreya
Nobby Raelian 訳
アフリカ諸国がドルを求めている一方、ジンバブエは静かにアフリカで最も興味深い金融実験の一つを進めている
ジンバブエは世界を驚かせました。
これまでは、誰もがその通貨を嘲笑していたのです。
2024年4月、ジンバブエは「ZiG(Zimbabwe Gold)= ジンバブエ・ゴールド」を導入しました。これは政治的な“約束”ではなく、中央銀行の金庫に実際に保管されている物理的なゴールドによって裏付けられた通貨です。
それ以来、ゴールド準備高は1トン強から、2026年5月時点で4.4トンへと増加しました。わずか2年間で300%以上の増加です。
この政策を動かしている仕組みは、シンプルであると同時に急進的です。
政府は鉱山会社に対し、鉱物ロイヤルティの50%を現金ではなく、物理的ゴールドで納付するよう義務付ける指令を出しました。つまり、鉱山会社がジンバブエの土地からゴールドを採掘するたびに、政府に支払われる分の半分は、実際の延べ棒として、実際の金庫へ戻されるのです。
外貨準備高は、2024年4月の2億7600万ドル(約400億円)から、2025年12月には11億ドル(約1600億円)へと急増しました。
現在、ZiGは国内の日次取引の約40%を占めています。
2025年1月から6月までの半年間だけでも、ジンバブエは総流入額72億ドル(約1兆500億円)を記録しました。ちなみに2024年の同時期は、59億ドル(約8600億円)でした。
これは完璧な物語ではありません。依然として多くのジンバブエ人は、日常取引に米ドルを好んで使用しています。ハイパーインフレの記憶がまだ生々しいからです。あらゆる自国通貨への信頼を再構築するには時間がかかります。しかし、ここで築かれている仕組みは、ジンバブエがこれまで試みてきたものとは本質的に異なっています。
ZiGのルールは明確です。中央銀行は、自らが保有する物理的準備資産の価値を超えて通貨を発行することはできません。市場に流通する通貨は、常に金庫内のゴールドと外貨資産によって完全に裏付けられていなければならないのです。
アフリカは何十年もの間、「金融の安定へ至る道はワシントンとIMFを通る」と教えられてきました。一方、ジンバブエは、その道が自国の大地にも通ずるものなのかを試しています。 この問いは、極めて注意深く見守る価値があります。 いまだに“昔のジンバブエ”しか知らない人に、これを共有してください。
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