この二人はカネで買収されない立派な人物。
 

 

2026年5月18日

トーマス・マッシー米下院議員の明日の予備選挙は、米国の主権を試す試金石となる
US Rep. Thomas Massie’s primary tomorrow is a Test of US Sovereignty – Paul Craig Roberts


離反相次ぐトランプの共和党、春の予備選が終わればさらに増える(マッシー下院議員)(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

ポール・クレイグ・ロバーツ

明日、米国下院議員がイスラエルの利益ではなく、自身の選挙区と米国の利益を代表し、議員の地位を維持できるかどうかが明らかになるだろう。

 

ケンタッキー州第4選挙区選出で7期務めたトーマス・マッシー下院議員は、イスラエル・ロビーとトランプ大統領によって政治的抹殺の標的にされている。史上最も高額な予備選挙となるであろうこの選挙で、イスラエル・ロビーはマッシー議員を悪者扱いするために3000万ドルもの資金を投入した。

トランプ大統領は言うまでもなくイスラエルのために行動しており、大統領就任以来、マッシー議員に対しても侮辱的な言葉を浴びせかけ、「全く無能な敗者」「我が国の歴史上、最悪で最も信頼できない共和党議員」と罵倒した。


マッシー議員は、マージョリー・テイラー・グリーン議員と同様、トランプ氏の熱烈な支持者であったが、グリーン議員と同じく、イスラエルの行動に対する批判を撤回することを拒否したため、トランプは彼らを激しく攻撃するようになった。


マージョリー・テイラー・グリーン

2026年1月5日付で辞職
辞職前日にはCNNテレビに出演し、「トランプ政権の現状と方向性は憂慮すべき
だ」と訴え、同月2日から3日にかけて行われた、政権によるベネズエラへの軍事
攻撃を非難するとともに、支持層が求める「国内政策に引き続き注力すべきだ
と発言した。補欠選挙は4月7日に執行され、共和党のクレイ・フラーが当選した。



トランプのイスラエル擁護は際限がない

 

エルサレムへの米国大使館移転、

イスラエルによるパレスチナ虐殺への米国の財政的、軍事的、外交的支援、

そして大イスラエルというシオニストの野望のためにイランとの戦争に米国を巻き込む

といった、常軌を逸した行動が含まれる。

トランプは大国の指導者というより、イスラエルの傀儡のように見える今や多くの人がMAGAをMIGA(Make Israel Great Again:イスラエルを再び偉大に)と呼んでいる。

アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)傘下のスーパーPACであるユナイテッド・デモクラシー・プロジェクトの広報担当者は、マッシー議員を「下院で最も反イスラエル的な共和党議員」と断言した。この発言が、トランプ大統領がマッシー議員への攻撃に踏み切るきっかけとなった。

トランプ大統領を含むイスラエル・ロビーは、イスラエルの戦争犯罪やジェノサイド政策への批判を反ユダヤ主義と同一視している。つまり、イスラエルによる女性、子供、そして国家に対する意図的な殺害行為によって、ある人物の道徳的良心や正義感が刺激された場合、その人物はすべてのユダヤ人を憎んでいるとみなされる、というのが彼らの論理である。イスラエルは、批判から保護されている唯一の国である。アメリカの政策を批判しても、すべてのアメリカ人を憎んでいると非難されることはない。


明日になれば、米国議会議員がイスラエルの利益よりもアメリカの国益、道徳、法律、正義を優先し、その地位にとどまることができるかどうかが分かるだろう

 

もしケンタッキー州のアメリカ人がイスラエルのプロパガンダに騙され、アメリカの代表者を見捨てるようなことがあれば、アメリカ国民に希望はないということが分かるだろう。