Rael Maitreya

 

 

Nobby Raelian 訳

 

ディズニー・クルーズにとって散々な1週間:児童ポルノ摘発の次は、世界の反対側で何千もの家族を途中下船させる騒動。もっとも、メディアはハンタウイルス報道に夢中で、それどころではないようですが

 

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By Phil McCracken 

 

米フロリダ州オーランド発

 

 「今年最大級の“魔法のような”PR悪夢」とも呼ばれている今回の騒動で、ディズニー・クルーズ・ラインは、“家族旅行なんてやめて家で『モアナ』でも延々と見ていた方がいい”という理由を、またしても完璧に実演してみせました。 

 

まず、連邦捜査官が『ディズニー・マジック号』から10人の乗組員を手錠付きで連行する事態が発生しました。彼らは、連邦検察官ですら顔をしかめるレベルの大量の児童ポルノを所持していたとして摘発されたのです。 

 

そしてその数日後には、シンガポールに停泊していた最新鋭の『ディズニー・アドベンチャー号』が、“夢のようなハッピーエンド”を披露しました。6700人もの期待に胸を膨らませた乗客を乗船させ、荷解きまで終えさせた直後、「技術的な問題が発生しました!」という陽気なアナウンスとともに、乗客全員を船から追い出したのです。 

その結果、家族連れは世界の反対側で足止めされることになりました。

 

一方ディズニー側が提示した“寛大な補償”は、「はいはい、ホテル1泊と次回クルーズ用クレジットをどうぞ。だからもう怒鳴るのはやめてくださいね」というレベルのものでした。

 

 ここで、妙に疲れた様子の見えないミッキーマウスは、こうコメントしています。

「やあ、みんな! 本当の冒険っていうのはね、シンガポールからどうやって帰るか考えることなんだよ!」

 

 その一方で、世界中の主要メディアはこの件を放射性物質でも扱うかのように避け続けています。代わりに、誰も聞いたことのないような探検船で発生したハンタウイルス騒動を24時間体制で報道中です。 “家族向け企業の象徴”とも言える世界最大級の企業による家族旅行崩壊レベルの騒動を無視し、その代わりに「ヘヴィメタルバンドみたいな名前のウイルス」を延々と報じ続ける……まさに「報道の公正さ」のお手本です。 記事執筆時点では、ディズニー幹部たちは次なる革新的アイデアに取り組んでいると報じられています。それは、“訴訟が届かないよう国際水域で乗客を漂流させるためだけに地球を周回する、史上最悪のクルーズ”だそうです。

 

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