Rael Maitreya
Nobby Raelian
動画訳
世界を文字通り救った男
ジェフリー・サックス教授
世界を文字通り救った人物のことを、ほとんど誰も知りません。比喩ではなく、本当に世界を救った人物です。
それは、1962年のキューバ危機のときのことでした。
この危機は、アメリカとソ連が重ねて行った愚かな行動の連鎖によって起きました。
アメリカは1961年にカストロ政権を倒すためにキューバへ侵攻し、翌年にはフルシチョフがアメリカに「教訓」を与えようと、キューバに核搭載ミサイルを配備しました。
そしてそのまま進めば、アメリカが先制的な核戦争を始めていた可能性が極めて高かったのです。
それを人類が免れたのは、ケネディ大統領の卓越した判断力のおかげでした。
ケネディとフルシチョフは合意に達しました。ソ連はキューバからミサイルを撤去し、アメリカはトルコからミサイルを撤去する。さらにアメリカは、二度とキューバを侵攻しないと約束しました。
ただし一つだけ例外がありました。
危機の最中、7隻のソ連潜水艦の部隊がカリブ海に送られ、そのうちの1隻が故障して浮上せざるを得ない状況でした。この潜水艦が浮上したとき、アメリカの海軍と空軍が頭上を飛んでいました。そして誰かが手榴弾を投げ始めたのです。潜水艦を破壊するつもりはなく、ふざけ半分で爆発させていたのです。 潜水艦の艦長は「攻撃を受けている。戦争が始まったのだ」と判断しました。そして、その潜水艦は部隊の中で唯一、核弾頭付きの魚雷を搭載していました。
艦長は核魚雷を発射管に装填するよう命じました。私たちは世界が何十年も知らなかったほど、核戦争に極めて近い地点にいました。
しかし、艦長が命令を下したまさにその時、その艦には艦長より上位の人物が同乗していました。その人物が「それは良い考えではない」と言い、艦長の命令を覆しました。こうして世界は救われたのです。
もし核魚雷が発射されていたなら、アメリカの軍事ドクトリンでは、核兵器による攻撃はアメリカの全核戦力による反撃を引き起こすことになっていました。当時アメリカは何千発という核弾頭を保有していました。
では、その文字通り世界を救った人物の名前を誰が知っているでしょうか。彼の名はアルヒポフです。祖国へ帰った後も長いあいだ誰にも知られず、30年ほど経ってようやく「なんてことだ、彼は本当に世界を救ったんだ」と認識されました。
彼が公式の称賛を受けたのは1990年代、たしかゴルバチョフ期だったと思います。
そして今まさに、ウクライナはアメリカとイギリスの長距離ミサイルを使ってロシア国内を攻撃しています。それを私たちは賢い行動だと思い、ヨーロッパの指導者たちは「もっとやれ」と言っています。私たちがいかに途方もなく愚かになり得るか、信じられないほどです。
英語の短い動画
https://facebook.com/reel/842489374941728

