「マイトレーヤ

            ~その教えの真髄~

        マイトレーヤ・ラエル

 

第十一章 今日の世界を眺めて

人を憂鬱 にする社会 の項

 

人を憂鬱にする社会  

 

人生に意義を与えてくれる精神性を持つことは、重要なことです。哲学はどんなものであれ、多くの人々を幸せにします。その教え方しだいでは、人はとても気分が良くなります。さらに、価値観、人類、宗教への関心を持つようになることでバランスが取れ、自分の幸せは、周囲のものには頼たよ らずに、自分自身のみを頼りとすることを学ぶようになります。  

 

私たちが、幸せ、調和、開花の状態にたどりつくならば、また、人工的なものや外的なものを所有せずに幸せになれば、さらにまた、自分が無限の一部で あると感じながら生きるとに幸せを感じるならば、そしてまた生きることが 大好きであるならば、私たちは生き続けたいと思うでしょう。  

 

しかし気分が落ち込んでいれば、生き続けたいとは思わないのは確かです。 だから自殺する人がたくさんいるのです。うつ状態が激しくて、もう1日も、耐 えることができないという人がいます。あまり報道はされませんが、自殺率、特 に若者の自殺率が、危険なほど高くなっているのです!  

 

世界中で毎日、何十人、何百人、何千人もの若者が自殺しています。彼らは 不幸です。誰だれ にも知られずに、家の中でたったひとりで自殺します。彼らが行う最終的な行為を誰にも止められず、たったひとりで自殺してしまうなんて、本 当にひどく絶望的で、不幸なことです。  

 

社会は今日こんにち 、人をどんどん憂鬱にさせるようになっています。不幸な人々を どんどん作り出すようになっています。  

 

何が人の気分を落ち込ませるのでしょうか。  

 

確かに、化学的・医学的なバランスが取れていないために、うつになる人も 何人かいます。でも、それはほんの少人数です。うつを引き起こす最大の要因 は社会であって、それに伴ともな う恐 怖 、苦しみ、所有する義務、知る義務であり、 そして、世界は酷ひど いという印象を与えるマスコミの情報がそれらを強化するの です。  

 

でも、少なくとも地球上には、悪いニュースと同じ数ほどの良いニュースが あります。人々をより良くし、助けとなるような発見の数々、他人を救うため に自分の財産の一部を寄付する寛大な人々、それらの地球上で善 いことをする 人の数は、悪いことをする人の数よりずっと多いのです。私たちは素晴らしい 星に住んでいます。ところが、殺人や婦女暴行や盗ぬす みの記事が新聞の第一面を 飾かざ り、何時間も彼らのことについて語られます。なんとも酷ひど いことです。一方 で、ある科学者がある病気を治療する方法を発見しても、最後のページに5行 ほどの記事が載の るだけです。時には、記事にもならないことがあります。  

 

そういう状況でも、幸せになる鍵は、素 朴 なものに対して感謝する方法を知 ることです自然が無料で与えてくれるすべてのものから恩恵を受けて、生き ることの幸せを味わうのです。日が昇ること、日が沈むこと、水のこと、座る こと、愛する人に微笑ほほ え みかけること、など。  

 

幸せの鍵は、私たちが常に変化する生き物で囲まれていることを、理解する ことでもあるのです。それらの生き物は不変ではなく、私たちと同じように常 に変化していますだから、問題を悲観的に見るのではなく、正しく見ればど んな問題でも、ほんの一時的なものとなり得るのです。つまり、問題を解決す る方法は、いつも見つけ出すことができるのです。 

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