Rael Maitreya
Nobby Raelian
動画訳
科学者が世界初の万能型の抗毒血清を開発
ティム・フリーデ氏は過去20年間、自ら危険な蛇に噛まれる実験を続けてきました。彼の目標は、世界初の万能型抗毒血清を開発することでした。この抗毒血清は、蛇の種類を問わず、どんな蛇に噛まれた場合でも治療が可能となるものです。 コロンビア大学の科学者チームのおかげで、彼はその目標を達成したと見られています…。
論文:https://cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(25)00402-7…
-- 「この男性は、過去18年間にわたって、毒ヘビにわざと自分を噛ませ続けてきました。 彼の名前はティム・フリード。元トラック整備士であり、コブラ、クレイト、タイパン、マンバなどが、地球上で最も危険なヘビたちから、これまでに700回以上も毒を投与されてきた人物です。 ダーウィン賞の有力候補というだけでなく、ヘビの咬傷は毎年14万人の命を奪い、その3倍の人々に後遺症を残しています。
現在の抗毒素(抗ヘビ毒血清)は、咬んだヘビの種類に正確に合致していないと効果がありません。しかも、同じ種のヘビであっても、食生活や生息地の違いにより毒の性質が大きく異なるため、治療がうまくいかないこともあるのです。
ティムは、自分の免疫系をあらゆるヘビの毒に耐えられるように訓練できるか試してみたいと思っていました。そして何度も病院に運ばれながらも、どんなヘビに噛まれても効果のある『万能型の抗毒血清』を作る手助けをしたいと考えていました。
そして実際、ある程度うまくいったのです。彼の血液には、広範中和抗体(broadly neutralizing antibodies)と呼ばれる免疫防御機構が形成されており、それは毒素の特定部分をブロックするのではなく、毒素全体の共通部分を標的とする働きを獲得したのです。
コロンビア大学のIncentivaxという研究チームは、ティムの血液を用いて、現時点で最も『万能抗毒素』に近いものを開発しました。それは、コブラやマンバを含む『コブラ科(エラピド)』のヘビから分泌される3つの主要な神経毒に作用します。
前臨床試験では、この抗毒素カクテルが世界で最も危険とされる13種のヘビに対して有効であることが示されました。これは非常に前例のない成果です。 将来的には、これが『万能解毒薬』の始まりになるかもしれません。
どんなヘビでも、どこでも、注射1本で対応できるようになるのです。 この研究は、ノーベル賞に値するかもしれませんし、あるいは『史上最も引き伸ばされたオリジン・ストーリー(誕生秘話)』とも言えるでしょう。ただ、『スネークマン』というあだ名にはちょっと響きが足りませんが。」
英語の短い動画