西側のメデイアではなく、ロシアのメデイアRTの記事なので信用できますね。
Rael Maitreya
Nobby Raelian
訳
ネタニヤフの永遠の戦争は、敵よりも早くイスラエルを滅ぼしている
【要約】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、自身の政治的延命のために国家全体を危機に追い込んでおり、彼が掲げる「ハマスの完全壊滅」という目標は、アメリカの支援があっても達成不可能であるとされています。
ガザへの軍事作戦は泥沼化し、イスラエルは18か月以上にわたり敵を打ち負かすことができていません。
ネタニヤフ首相は新たな軍事作戦「ギデオンの戦車」を開始し、ガザ全域の再占領を示唆しています。
しかし、その直前にはアメリカが仲介し、ハマスとの間でイスラエル系アメリカ人兵士の解放が実現していました。代わりにガザへの人道支援を許可するようアメリカがイスラエルに圧力をかけたとされていますが、ネタニヤフ政権は支援の許可ではなく、空爆を強化し、わずか48時間で300人以上のパレスチナ人を殺害しました。
ネタニヤフ首相は、すべての人質が解放されても戦争を終わらせないと明言しており、アメリカとの関係も報道上では悪化が取り沙汰されていますが、実際にはアメリカはイスラエルに対する実質的な圧力をかけておらず、むしろ一貫して支持しています。共和党政権下ではイスラエル支持がさらに強まり、軍事支援や政治的後ろ盾が続いています。
ネタニヤフ政権はガザへの人道支援を80日以上完全に遮断しており、これは明白な戦争犯罪にあたるとして国際社会から非難を浴びています。
しかし、政権内の極右勢力(宗教シオニズム派)との連立維持のため、支援再開には消極的な姿勢を崩していません。その一方で、アメリカや国際社会に対しては「圧力に屈している」と見せかける演出も行われています。
イスラエル軍は、兵力不足と士気の低下により大規模な地上作戦を実行できず、主にガザ周辺の緩衝地帯にとどまっています。そのため、政権は民間人を集団的に罰する方針に転じています。
ネタニヤフ首相は今後、イランとの対決も視野に入れており、核施設への攻撃を模索している可能性があります。しかし、それは戦争の大規模拡大を招き、イランやヒズボラが報復に出るリスクも高まります。また、ガザ内部のパレスチナ武装勢力は依然として戦力を保っており、イスラエル軍はそれらを根絶していません。
アメリカが本気で停戦を求めれば戦争は即時終了すると考えられますが、現実にはイスラエルに「白紙委任状」を与え続けています。このアメリカの無条件支援は、事態を一層深刻化させ、2023年10月7日のような不意打ち的な大規模攻撃を再び招く恐れがあります。
結論として、ネタニヤフ首相の掲げる「完全勝利」は幻想であり、戦争継続はイスラエル自身をより早く滅ぼしかねません。現在の路線を続ければ、別の戦線での壊滅的敗北につながる危険性が高まっていると、この記事は警鐘を鳴らしています。