2024年9月16日 (月)
当面ロシアへの長距離攻撃を行わないと決定したバイデン政権
2024年9月14日
Moon of Alabama
プーチン大統領の言い分に耳を傾けると今回初めてバイデン政権は決めたようだ。
アメリカと同盟諸国がウクライナに供与した長距離兵器をロシア内の標的に使用することを許可した場合、ロシアとNATO間で戦争が起きるとプーチン大統領は警告していた。これら兵器は供与国の訓練を受けた要員にのみプログラムされて、発射されるとプーチン大統領は主張したが、これは正しい。
このような攻撃を許可しない決定は正しい判断だったが、残念ながら後日修正される可能性がある。
ウクライナがロシアに長距離巡航ミサイルを発射するのを許可するかどうかについて何の発表もせず、キール・スターマーは金曜夜、ワシントンを離れる予定だった。
首相はホワイトハウスでジョー・バイデンと会談し、ストームシャドー・ミサイル使用許可を求めるウォロディミル・ゼレンスキーの嘆願について話し合った。
だが会議後、長距離ミサイルに関する発表はないとアメリカ家安全保障会議報道官ジョン・カービーは述べた。後日発表する可能性を彼は否定しなかった。
スターマー訪問終了時にゴーサインが出るとは期待していないと外務省筋は説明していたが、決定を下さないまま帰国するのは残念なことだろう。
会談後、両国は「強い立場」になったとスターマー首相が述べたが、ストーム・シャドーに関する最終決定は、今月末の国連総会に延期されたことを示唆した。
バイデン政権内では争いがあったようで、国務省と国家安全保障会議内のタカ派がメディアに徹底攻撃を支持する決定を下すと説明した一方、国防総省はロシアに対する更なる挑発に強く反対していた。
ロシアが誰かに反撃させた場合、ロシア兵器がアメリカ軍施設にどんな影響を与えかねないかを将軍連中は十分承知している。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/09/biden-admin-decides-for-now-against-long-range-strikes-on-russia.html
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ウクライナが手に入れた英「ストームシャドウ」ミサイルの実力は?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)