Rael Maitreya
"一人の人間の命は、すべての人類よりも大切です。
これはおそらくエロヒムがもたらした最も重要な教えでしょう。
なぜなら、宇宙のどのような原因も、一人の人間の死を正当化することはできないことを思い出させてくれるからです。"
マイトレーヤ・ラエル
「地球人は科学的に創造された」ラエル著
第3部
第3章 無神論の宗教
責任感の麻痺 の項
あなたがたには、瞬間瞬間に、二つの選択肢 しがあります。自分の行為に責任を持つか、または「無責任」になるかです。しかし、どんな「無責任」者も、 実は、その行為には責任があるのです。なぜなら、その人たちはすべて、人類 に対する罪を犯しているからです。いつの日か、その責任を負わなければなら ないのです。
以上のことを心に留めておきなさい。そして、あなたが責任の持てない行為 を、あなたに押し付ける如何なる階級上の義務も、断固としてそれを拒否しな さい。
軍隊は、その最も危険な例です。命令に従ったにすぎないという弁解の下 もと に 人を殺すくらいであるなら、むしろ、その命令を拒否して殺されたほうが良いです。極悪非道な命令を実行する者は、命令を与える者よりも責任が重いのです。
どんな理由も、他人に苦痛を与えることの正当化にはなり得ません。もしも、 人類の生存というものが、非暴力的なひとりの人間に課せられる苦痛に依存するのであれば、人類を滅びるに任せたほうが良いです。もしもそれが、人類全体に属している地球上に、勝手に境界線を設けた「祖国」の生存にしか関わら ないのであれば、なおさらそうです。
この原理の絶対的な尊重のみが、個人の責任感が徐々に麻痺 してしまうこと を防止するのです。
「たとえ命令されたものにせよ、私は、私が他人に為 な すことのすべてにおいて 責任がある」
これが、人々が常に留意しなければならない、第 1 の言葉です。
「いかなる理由も、非暴力的な人の苦痛や死を正当化することはできない。た とえ人類の生存がかかっていても、それは例外とはなり得ない」 これが、人々が常に留意しなければならない、第 2 の言葉です。
このことは、もちろん正当防衛を否定するものではありません。あなたや、 あなたの愛する人に暴力を振るおうとする者には、時としては力でもって、相 手を無力な状態に追いやることも許されます。これはメッセージの中でも語ら れています。
もしもある軍人が、ミサイルによって人類を破滅に陥 おとしいれる危険があるなら ば、他に方法がない場合は、力でもって彼を屈 伏させたり、あるいは彼を死刑 にすることも許されます。暴力によって人類を脅 おびやかす者に対しては、単に彼の力を奪い取り、武装解除させるために暴力を用いることも許されます。
出版社:無限堂
最寄りの本屋さんから取り寄せできます。
無料ダウンロードで読めます。
書籍のご紹介 | 日本ラエリアン・ムーブメント (ufolove.jp)