答えを先に書きましょう:

 

イエスの母はマリア            

  イエスの父は ヤーウェ*

ラエルの母は平凡なフランス市民     

  ラエルの父は ヤーウェ

 

地球よりも25,000年先を行く文明を持つ、人口70憶人のエロヒムの社会の不死会議の議長。即ちエロヒムの長です。

 

約2000歳の年齢差がある異母兄弟です。科学的な現実です。

 

2000年の差、は無限の時間の中では どうってことはない違いです。

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「地球人は科学的に創造された」ラエル

第三部

第二章 新しい掲示

「天にまします我が父よ」の項:

 

 この異星人との最初の出会いのときは、彼が不死会議の議長であるヤーウェだとは知りませんでしたので、私はそのとき彼に、なぜ私をメッセンジャーとして選んだのかと尋(たず)ねました。彼は、人類が 1945年 8月6日の広島での原爆投下のあと、自分たちは誰かを「選ぶ」ことを決定した、と答えました。そして、
私たちは、あなたの誕生、いやそれ以前から、ずっとあなたを見守ってきました(※)」と付け加えました。

※編集部注:第一部の16頁を参照。


 はじめ私には、この返答がとても不思議なものに思え、第一のメッセージと第二のメッセージとの間の 2 年間、この点について私はあれこれと考えていました。

 

 その答えを完全に理解するためには、私は再びヤーウェに会う必要がありました。私たちが「不死の惑星」にいるとき、ヤーウェは私の起源を明らかにしたのです。それは、第二のメッセージの第 2 章「イスラエルの民へ」の項の説明の中で、最後に述べられたものでした。

 

私は再び、バックルの付いたベルトを着けさせられました。これにより、波動の流れに沿(そ)って空中を飛んで行くことができるのです。私は、貝型の不思議なアームチェアの中で頭脳の改良をされてから、ゆっくりと実験室を出て、それから、青々とした緑の上を20メートルほどの高さで飛んで行きました。

 

 数十秒後、私たちは楽園のような空き地に近づきました。そこには、つい先ほど食事を共にした、預言者のうちの何人かがいました。そこから数百メートル下には、地中海の青さなどとても及ばぬ、深く美しい青い海と、素晴らしい浜辺が見えました。それはまるで、カリフォルニアのプールのような青さでした。しかしそれは水平線まで広がり、また、水面に近づくにつれて、バラ色や緑色と共に、私にはすべての色彩が見えてきました。ちょうど数十キロメートルに亘って、海底に色が塗られているかのようでした。この素晴らしい色彩はどういうことなのかという私の質問に、それは海草の色だという答えが返ってきました。それらの海草は、こうした美しい色彩効果を作り出すために、人工的に植えられたものだと言いました。

 

 私はベルトによって、十数人の預言者のグループがいる近くの空き地に、ゆっくりと下りることができましたイエスとして私に紹介された人が、私たちに会いに来ました。

 

ヤーウェと共に歩き、私たちは岩の中に作られた椅子(いす)の上に座りました。その椅子は、生きているような素晴らしい黒の毛皮で覆(おお)われていて、海を見下ろす岩場の頂きにありました。

 

 その時、ヤーウェは私に、最初の出会いから 2年経(た)ちましたが、その間に、特に気にかかった問題はなかったかどうかと尋(たず)ねました。私はためらわずに、

 

 「あなたが、『私たちはあなたの誕生、いやそれ以前から、あなたを見守ってきました』と言われた時から、私はずうっと、それがどういう意味なのかを自問し続けてきました」 と答えました。

 

 私は何度もこの問題を考え続けてきました。エロヒムは、私の母親が私を身ごもる前に、両親の選択をしたということなのか? そして、私を産むように天から誘導したとでもいうのだろうか? あるいは選択された時には、すでに両親は知り合いだったのかどうか? あるいはすでに母親が妊娠していたことなのか? それとも胎児が選ばれたことなのか?

 

  ヤーウェは、私にとってとても大切なこの質問に答えましたが、その答えは、私の想像を絶するものでした。彼はその時、今までずっと私に対して使ってきた「あなたVous」と呼ぶのをやめて、突然「お前 Tu」と呼ぶようになったのです。

 

「お前が父親だと思ってきた人は、実はお前の父親ではありません。地球へ最後の預言者として、新しいメッセンジャーを送る時期が到来したと私たちが決めたのは、広島に原爆が投下されてからです。最後の預言者とはエロヒムの言うことを人々に信じさせようとするのではなく理解するように呼びかける人です。その意味では、最初の預言者と言えるかもしれません。

 

 そこで私たちは、イエスの時代と同じようにひとりの女性を選び、私たちの宇宙船の 1 つに連れて行き、その中で、イエスの母親に行ったように受精させたのです。そして、そのことの記憶を完全に消失させてから、彼女を解放しました。

 

 次いで私たちは、生まれてくる子供を経済的に支え、立派に育てられる男性が、この女性に出会うように配慮しました。また、生まれてくる子供が、1 つの宗教にだけ影響されすぎないようにするために、この男性の信じる宗教は、女性の宗教とは異なっていなければなりませんでした。このようにして、お前が父親だと考えていた男性は、ユダヤ人の中から選ばれたのです。

 

 お前の本当の父親は、イエスの父親でもあり、だからイエスは、お前とは兄弟なのです。すなわち、お前の目の前にいるこの私が、お前の父親なのです。お前が父親だと思っていた男性は、マリアの夫ヨセフのように、お前が独(ひと)り立ちできるようになるまで、お前とお前の母親に必要なものを与える役割を果たしていたのです。

 

 今からお前は、私に向かって、打ち解けた態度で話をしてもいいのです。なぜなら、お前は私の息子であり、私はお前の父親なのだから」

 

 これは、私の旅の中でも最も感動的な瞬間でありヤーウェの目にも、私と同じ大きな感動と愛を読み取ることができました。イエスも、きっと同じ感動を味わったに違いありません。こうして私は、初めて私の父と兄とを抱擁(ほうよう)してキスすることができたのです。

 

 そしてヤーウェは、この親子関係について、3 年間は人々に明らかにしないことを要求しました。だから、私はその時がくるまで、このことには一切触れてきませんでした。

 

 いずれにせよ、それは大して重要なことではありません。なぜなら、イエスを天から来たメッセンジャーと認めた人たちと同じ過(あやま)ちを、再び私たちは繰り返すべきではないからです。重要なのはメッセンジャーではなく、メッセージそのものなのですから。

 

イエスは、人々に従うべき道を示しにやって来た。しかし人々は、イエスの指をじっと見つめただけだった」

 と、ある偉大な思想家は述べています。残念ながらそれが真実なのです。

 

 私ラエルは、同じようにあなたがたに従うべき道を示します。


「天にまします」私の父が与えてくれた情報を伝えたい。大事なことはエロヒムを私たちの父と認め、彼らが要求しているように、地球に彼らを迎えるための大使館を建てることです。そしてメッセンジャーではなく、彼が伝えるところのメッセージが大事なのです。メッセンジャーではなく、メッセンジャーを送った人たちを、彼を通して承認することが大事なのです。  これが年四回行われるトランスミッションです

 

 私の指先を見つめてはいけません。その指の差し示す方向を見つめてください!