ジュリアン・アサンジは自由だ

2024年6月25日

 

 

ジュリアン・アサンジは自由だ

Julian Assange Is Free | (paulcraigroberts.org)

ポール・クレイグ・ロバーツ

 

今朝早く、私に届いたスカイ・ニュースのニュース報道がでっち上げでなければ、世界的に犯罪組織とみなされつつあるアメリカ政府は、ジュリアン・アサンジを引き渡すよう、イギリスの裁判所を説得することはできなかった。ワシントンは、アサンジが虐待されず、彼の権利を否定されないというイギリスの保証を提供することができないか、あるいは提供する気がなかった。https://news.sky.com/story/julian-assange-will-not-be-extradited-to-the-us-after-reaching-plea-deal-13158340

我々の多くは、アサンジは、ワシントンに好意を寄せる為に、彼を62カ月間、独房に監禁したイギリス政府によって、十分に虐待されていると考えている。

 

恐らく"イギリスの正義"は、ワシントンの看守として仕え、何の罪にも問われていない男を投獄する恥辱にうんざりしたのだろう。イギリスがワシントンから得ていたブラウニー・ポイントは、ワシントンにとって恥ずかしいリーク情報を公表したジャーナリストに対するワシントンの復讐行為に加担しているように見えたことで相殺された。

成績の点数配分以外で授業に関わる研究や協力をするともらえる点数◆【参考】Brownie point

恐らく、イギリスの判事達は、ワシントンがアサンジの人生と、彼の妻と子供たちの人生から盗んだ13年間で十分だと判断したのだろう。恐らくワシントンは、アサンジの13年間の投獄が、何らかの形で、ワシントンの手の届く範囲にいる全てのジャーナリストに対して、ワシントンの犯罪を告発しないよう警告するのに十分だと判断したのだろう

 

理由が何であれ、ワシントンは、憲法修正第1条を破壊した迫害を終わらせるために、面目を保つ司法取引をでっち上げた。アサンジが"国防情報を入手し、開示する陰謀"の罪を認めたのと引き換えに、アサンジの刑はイギリスの刑務所で服役することになる。

 

こうして、アサンジにとって、アメリカ政府史上、最も恥ずべき出来事の一つは終わった。アメリカ司法省(原文ママ)が、アメリカ国民自身に対して、それを実践し続けているのだから、アメリカ人は、ワシントンが連中に押し付けたこの恥辱に耐えられることは決してないだろう。

 

腐敗したバイデン政権は、不当な有罪判決と強要された有罪答弁を用いて、憲法で保護された抗議の権利を行使した1,000人のアメリカ人を「反乱者」として投獄した

同じ腐敗した政権が、元アメリカ大統領を起訴しており、彼の弁護士を含め、多くの人が現在のアメリカ大統領を、虚偽の容疑で起訴していると信じている。これは、もし大統領がこのように虐待される可能性があるなら、彼らに勝ち目はない、とアメリカ人に告げている。その結果、恐怖が、アメリカ人に権利を放棄させ、増大するワシントンの専制政治に服従させるのだ

今の私の国は、私が生まれた時とは全く違います1939年生まれ  大学と公教育は、アメリカは白人の人種差別主義者を搾取し、人は間違った体に生まれてくる可能性があり、性別は自己申告によって決定されるということを、代替世代に教えることに焦点が当てられている。アメリカの民主党とヨーロッパの与党は、自国の民族を移民の侵略者に置き換えようとしている。これは、学校で教え込まれているものとともに、西洋文明を破壊します。すでに、政治的にも知的にも、それに対するコミットメントはほとんどありません。白人大学は、西洋文明の最も過激な非難者である。

 

11月までには、結果次第で、私たちの終焉を早めたり遅らせたりする3つのことを知る必要があります。

 

一つは、民主党がトランプに何をしようとしているのか、そして、もしそれが暴挙であるならば、1月6日の抗議者たちが扱われたように扱われるのを恐れて、国民がそれを受け入れるかどうか、ということだ。

 

もう一つは、最近の欧州議会選挙での欧州与党の否認が、フランス国政選挙に持ち越されるかどうかです。もしそうなれば、ヨーロッパ・ナショナリズムの復活と、NATOとアメリカの戦争挑発の解体の始まりを告げることになる。

 

第三は、ワシントンと、そのヨーロッパの傀儡連中が、ウクライナにNATO兵士を配備し、イスラエルがパレスチナ人に対して行っているように、ロシアの民間人にミサイルを狙い続けるほど、十分に狂っているのかどうか、我々が知ることになるということだ。

 

もしプーチンが、これまでの挑発と同様、こうした挑発を受け入れれば、ロシアの戦争指導者の台頭に直面し、我々の存在とヨーロッパの存在を終わらせることになりかねない。

 

この3つが欧米の議論の焦点ではないという事実は、事態がひどく発展した場合の認識と準備が欠如していることを意味します。

一方、徴兵制と非プログラミングに直面しているアメリカの若者は、西洋文明の市民として、絶え間ない娯楽を求めて携帯電話をスクロールしています。