Rael Maitreya

 

As I said viruses have always been living with us and will always be here

マイトレーヤ・ラエル

私が言ったように、ウイルスはいつも私たちと一緒に生息してきていて、これからもずっといるのです。

RT.COM ロシアトウデイ

Russia warns about frozen ancient viruses

The melting of permafrost due to global warming may not only lead to the release of methane gasses and potential devastation to arctic infrastructure but could also see old viruses and bacteria waking up, Russia has warned.

  • <ロシア、凍結した古代のウイルスに警告>

    地球温暖化による永久凍土の融解は、メタンガスの放出や北極圏のインフラの破壊につながるだけでなく、古いウイルスやバクテリアが目覚めてしまう可能性がある、とロシアは警告しています。

    外交官のニコライ・ コルチュノフ氏は、TVチャンネル「Zvezda」のインタビューで、北極圏の土地に主権を持つ8カ国で構成される政府間の「北極評議会」においてロシアがバイオセーフティに関するプロジェクトを提案したことを明らかにしました。

    外務省特命全権大使であるコルチュノフ氏は、北極評議会の高官委員会の議長を務めています。

    コルチュノフ氏は、「古いウイルスやバクテリアが目を覚ます危険性がある」と述べ、「この事により、ロシアは北極評議会の中に『バイオセーフティ』プロジェクトを立ち上げました」と続け、「永久凍土の劣化」や「将来の感染症」に関連する「リスクとハザード」の全体像を把握することが任務であると言及しています。

    このような気候変動の副作用を指摘するのはコルチュノフ氏だけではありません。今年の初め、ロシアの科学者セルゲイ・ダビドフ氏は、永久凍土が溶けると、ウイルスを含む古代の生態系の一部が地表に現れる可能性があると警告。ダビドフ氏は、ロシアの領土の多くは数百万年前から溶けていない永久凍土であり、その中には非常に危険な可能性のある古代のウイルスが存在する可能性があると警告しています。

    近年、ロシアのプーチン大統領は気候変動に関する発言力を強めており、永久凍土の融解など、地球温暖化が同国の生態系や環境に及ぼす危険性を繰り返し警告しています。2020年にヴァルダイ・ディスカッション・クラブで講演したプーチン大統領は、ロシアの国土の65%が永久凍土でできており、生態系の変化はロシアのインフラに甚大な影響を与え、経済にも大きな打撃を与える可能性があると指摘しています。

    プーチン氏は、「パイプラインシステムや永久凍土の上に建てられた住宅地などに影響が出る」としており、「2100年までに永久凍土の地表近くの層の25%(約3~4メートル)が溶けてしまうと、その影響を強く感じることになるだろう」と説明しています。