Rael Maitreya
翻訳:
<動画: パレスチナ人には抵抗する権利が>
火曜日、私はAl Jazeera Englishに出演し、イスラエルが占領下のエルサレムやガザ地区のパレスチナ人に対して行っている攻撃と、それに対するパレスチナ人の抵抗について話しました。
イスラエルが月曜日の朝とその前の日に行ったアル・アクサ・モスクへの大規模な襲撃で、エルサレムにおけるパレスチナ民衆の抵抗を打ち破ることができず、戦略的な敗北を喫したとネットワークに伝えたのです。
その後、イスラエルは、月曜日にエルサレムの旧市街で行われた過激派入植者による挑発的な行進を中止せざるを得なくなりました。
イスラエルは、ガザのパレスチナ人抵抗勢力が反応しないことをあてにして、エルサレムでは好きなようにできると考えていたのは、戦略的な誤算だった、とも私は付け加えています。
アルジャジーラの司会者は、ガザの抵抗勢力がイスラエルの攻撃に対してロケット弾の発射で応じる決定をすれば、パレスチナ人の礼拝者がイスラム教の聖地で銃撃された、という事の背景が、イスラエルには自衛権があるという話に変わってしまうことになると主張しました。
私はこれに対し、パレスチナ人は占領された人々であり、抵抗権と自衛権を持っているという正論を脇に置き、そう思いたければそれはあなたの勝手です、と答えました。
最近、アラブ各国の政権はイスラエルとの結婚を祝いましたが、それはパレスチナ人の大義の死の上になされたものと私は考えていました。
しかし、ここ数日の出来事は、パレスチナ人が自分たちの権利のために闘うことを諦めていないことを示しています。
イスラエルはガザへの爆撃をエスカレートさせることを宣言しており、水曜日の午後の時点で、イスラエルによるガザへの大規模な爆撃で28人のパレスチナ人が死亡し、そのうち10人が子供であると、同地域の保健省は発表しています。
負傷者は150人以上に上ります。
イスラエルによるガザでの空爆が続く中、ガザとイスラエルの境界線の北に位置する都市アシュケロンでは、抵抗勢力が発射したロケット弾により、イスラエル国内で2名が死亡しています。