悪魔は存在しません、私は彼に会いました---ラエル

地球人は科学的に創造されたラエル


第三部「異星人を迎えよう」

第2章  ”新しい啓示” の項

 

この章には、第二のメッセージが与えられた

『異星人が私を彼らの惑星へ連れて行った』の後、

 

3年が経(た)たなければ、私ラエルには公表する権利のなかった〝真実の啓示〟が含まれています。


私たちは今、ラエル紀元34年(1979年)にいます。従って、それらのことをすべての人々に知らせることができます。


悪魔は存在しない、私は彼に会った

 

 頭に角(つの)を持ち、足が裂(さ)けた生き物がどこかに隠れていて、時が至れば、私たちの尻(しり)を三つ又の矛(ほこ)で串刺しにやって来るのではないか、とは恐れないように。雲に乗って白いヒゲを生(は)やし、右手に雷(いかずち)を持った「正義の神」が存在しないのと同じく、悪魔などというものも存在しません
 

 大多数の人たちにとっては、悪魔サタンも、ルシファーも、デーモも、悪の力を具現した同じひとりの人間を、様々な言葉に表現したものにすぎないのです。ちょうど「アポカリプス」という言葉が、人々にとっては「世界の終末」を示しているように。


それでは、これらの言葉の真の意味を考えてみましょう。

年代学的には、「サタン」が最も古いです

 

エロヒムが自分たちの惑星の実験室内で、最初の完全な合成生物を創造したとき、彼らの世界の一部の人たちは、彼らの文明にとってこれは危険なことだと考え、この遺伝子操作に反対しました。科学者たちがいつかは怪物を創(つく)り、それが実験室から逃げ出して殺人を犯すのではないかと考えたのです。

 

不幸にもそれが現実となり、遺伝子操作の禁止運動が勝利を収めて、エロヒムの惑星政府は、科学者たちにその実験を止(や)めさせ、彼らの創った生物のすべてを破壊するように命じたのでした。


この遺伝子操作に反対する運動を率先(そっせん)した団体は、ロヒムのひとりである「サタン」という人物に率(ひき)いられていたのです。


そして、科学者たちには、他の惑星での実験の遂行(すいこう)が許されました。新約聖書の『マタイによる福音書』13章3・4節の譬(た とえ)の中に、次のような、エロヒムによる他の惑星での生命創造の記述があります。

 

 見よ、種(たね)蒔(まき)人(びと)が種を蒔きに出て行った。蒔いているうちに、道端(みちばた)に落ちた種があった。すると、鳥が来て食べてしまった。

 

これらの鳥たちは、実はサタンの使者たちだったのです。彼は、生命創造の実験地として科学者たちに選ばれた最初の惑星は、彼らの世界には近すぎて危険だと考えたのです。そして、もしも不幸にして創造物が、彼らよりも知性的でかつ暴力的であったならば、自分たちの惑星の人間が危険に曝(さら)されると考えたのでした。こうして、エロヒムの政府は再び、科学者たちの労作を破壊する許可を与えました。
 

そこで科学者たちは、彼らの実験を続けるために、また別の新しい惑星を探さなければなりませんでした。その後さらに2回、失敗を繰り返しました。初めは、有害な光線を発する星に近すぎたために創造物が破壊されてしまい、次の惑星では、はびこった植物のために創造物が破壊されてしまったのです。これらの失敗のあとに、サタンを長とする一派からもそれほど危険とも思われず、かつ創造物が生きるのに相応(ふさわ)しい惑星が見つけられたのです。


他(ほか)の種は土の薄い石地(いしじ) に落ちた。そこは土が深くないのですぐ芽を出したが、日が昇(のぼ)ると焼けて、根がないために枯(か)れてしまった。他の種は、いばらの地に落ちた。すると、いばらが伸びて塞(ふさ)いでしまった。他の種は、良い地に落ちて実を結び、あるものは100倍、あるものは60倍、あるものは30倍にもなった。耳のある者は聞くがよい。マタイによる福音書』13章5~9節

 

エロヒムはこの時代に、他の2つの惑星にも同じように生命を創造しています。それが「3つの収穫」ということで示唆(しさ)されているものです。
 

エロヒムの惑星政府は、科学者に対して、自分たちの姿に似せた生物は創造しないということを条件に、地球での実験の継続を許したのでした。

 

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