大槻義彦の叫び、カラ騒ぎ

科学に限らず何でも叫ぶぞ

 
もう原発は不用か、ペロブスカイト太陽電池
 
2017/11/17(金) 午前 8:38

 原発はいらない時代が来ます。いま日本発新太陽光発電パネルの開発が進んでいます。いわゆる『ペロブスカイト型太陽電池』です。これが実用化されれば、世界から原発は消えます。もちろんノーベル賞モノです。


  ペロブスカイト型はこれまでのシリコン半導体とはまっ たく違うもので制作は簡単で安価。したがってこれまでのシリコン型の半分以下で作れることになります。
  1KWHあたりの発電コストは原発より大幅に安くなることでしょう。放射能の恐怖におののきながら、危険な原発に固執することは自民公明でも、さすがに出来なくなるでしょう。 
https://blogs.yahoo.co.jp/otsuki1936/33334772.html

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ペロブスカイト型太陽電池によって原発すべて廃炉
 
2017/11/19(日) 午後 6:16

 この太陽光発電に実現すれば世界中から原発は無くなると前回書いたらたくさんの方々から反響があった。そこでもっと詳細にペロブスカイト型太陽光電池について説明しよう。
  この太陽光電池を発見、発明したのは桐蔭横浜大学教授宮坂力教授である。彼は早稲田大学理工学部応用化学卒で、私の教え子のはずだ。東大大学院から一時民間会社に勤めた。もちろん『太陽光電池』はシリコンを使うので、この分野は半導体の分野で、宮坂教授は 元々太陽光電池の専門家ではない。この『専門家でない』点が重要だったのだ
  しかも勤務先は横浜。横浜では環境関連の先進的なベンチャー企業には補助金を出す制度がある。そこで桐蔭横浜大学の意向もあって宮坂さんが中心となって効率よい太陽光電池を作るためのベンチャー株式会社を立ち上げた。
  何しろこれまでのシリコンを使う太陽光電池は作成工程が複雑で製造コストがかかり過ぎる。このため原発の発電原価の2倍以上になってしまう。しかもシリコンは元々金属に近いから重量も重く、それを載せる架台の構造も頑丈なものでなければならず、それだけコストはかかるのだ。
  宮坂教授はシリコンをまったくあきらめた。軽くて安価に製造できて、なおかつ半導体に近いものは何か。そこで目を付けたのが『強誘電体』であった。強誘電体はチタン酸バリウムBaTiO3が有名である。これはチタンTi、バリウ ムBa、酸素Oの3種の原子が体心立方体を成し側面の正四角形の中心にも原子がある構造である(図)。これが『ペロブスカイト構造』なのだ。
  正四角体の中心にある金属原子の電子は半導体のような『バンド構造』をなす。ここに外部から光が入れば電子と正孔(バンドの穴=プラスの電子のようなもの)が発生、これがプラス極とマイナス極に集まる。これが電池。
  ペロブスカイト太陽光電池はすでにシリコン半導体と同じ程度の発電効率に達している。一方、その製造は塗料を『塗るだけ』と言われるから簡単である。ただ一つ問題な のはその耐久性である。年々耐久性は伸びているが数年が『いいとこ』と言われシリコン半導体系の30年とは桁違いである。
  すでにメーカーは製品発売をめざしているので耐久性は格段に伸びて行くであろう。宮坂教授は『論文引用回数で世界一』であり、そのため賞を与えられた。ノーベル物理学賞、ノーベル化学賞も近づいている。
         (ウィキペディアより引用  ペロブスカイト構造)

https://blogs.yahoo.co.jp/otsuki1936/33337558.html

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Wikipedia

ペロブスカイト太陽電池(ペロブスカイトたいようでんち)は、ペロブスカイト結晶を用いた太陽電池。

 

2009年に桐蔭横浜大学の宮坂力の研究室によってハロゲン化鉛系ペロブスカイトを利用した太陽電池が開発された。 エネルギー変換効率は2009年当時のCH3NH3PbI3を用いた3.9%から2016年には最大21.0%[1]に達するという著しい性能向上を示し、次世代の太陽電池として期待される

色素増感太陽電池の一種でペロブスカイト型では、従来の色素の代わりにペロブスカイト材料を用い、正孔(ホール)輸送(HTL)材料としてのヨウ素溶液の代わりに、Spiro-OMeTADなどを使用する[1]。

ハライド系有機-無機ペロブスカイト半導体(CH3NH3PbI3)は、2009年に初めて太陽電池材料として報告された材料で印刷技術によって製造できるため、低価格化が期待される[2]。

環境低負担に対する研究も進んでおり、2017年10月5日理化学研究所がスパコン『京』を用いた材料スクリーニングで鉛を用いない51個の低毒性元素だけからなるペロブスカイト太陽電池の候補化合物を発見している[3]。

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