2002年8月6日、東京の明治記念館での”トランスミッション ”の祝典でのマイトレーヤ(弥勒菩薩)ラエル のお話。
その場に居合わせているつもりでラエルのお話に聞き入りましょう。
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今日は日本でのとても美しい一日ですね。こんなにたくさんの人たちと一緒で、あなたがたがエロヒムのチームの一員だと感じます。
とても美しいです。そして、とても重要です。というのは、日本人というのはとても特別な人たちだからです。
エロヒムにとって二種類の特別な人たちがいます。
もちろん、エロヒムはみんなを愛していて、すべての人種を愛していますが、その二種類の人たちは、より少しだけエロヒムと近い関係にあるのです。
それはユダヤ人と日本人です。
みなさんが知っているように、ずっと以前、女性のエロヒムのひとりが人間と出会いました。
みなさんの日本の伝説の中にそれがありますね?
今日はとても重要な日です。ラエリアンの新年が8月6日だというのは、偶然ではありません。もちろんそれは広島と関係がありますが、それだけではありません。
もしかしたら、それはエロヒムの計画の一部かもしれません。今は誰にも分かりませんが、いつかそのことを彼らから教えてもらえるでしょう。
彼らの地球上で最も愛する人々が、他の人々よりも苦しまなければならないというのは、エロヒムの計画の一部かもしれません。
ユダヤ人と日本人が苦しんだ時期とその総数は、大変似ています。
無実のユダヤ人たちは強制収容所で死んでいきましたが、それは彼らが選んだことではありません。
広島と長崎に住んでいた無実の人々が原子爆弾で亡くなりましたが、これも人々が選んだことではないのです。
1945年に、すべての苦しみが終わったときに、私たちは新しい時代に入りました。つまりアポカリプスの時代です。 Apocalypse
真実の啓示がある時代です。
そして、エロヒムと関係のあるこれら二つの民族が、歴史上の全く同じ時期に、信じられないほどの数の死者を出したというのは驚くべきことです。
だからこそ、私が毎年8月6日に日本にいるのはとても特別なことなのです。
たとえ多くの苦しみや痛みがあったとしても、みなさんがエロヒムと特別な関係にあることがいかに重要であるかを、世界中の他の人々が知ることになったら、全員が羨ましがることでしょう。
今日、特に私が嬉しいのは、私たちが今、日本の天皇記念館にいることです。 明治記念館
ご存知のとおり、現在の日本の天皇は667代目で、1945年当時の天皇は666代目でした。
666という数字は、もちろん聖書の中ではとても重要な数字です。聖書には、666は獣の数字、究極に悪い(邪悪な)数字だと書かれています。
ヨハネの黙示録13章18節
「究極の邪悪」とは、ナチスのひどい犯罪と、そして広島の原爆です。だから、私たちは今日、これらの苦しみと、これらの人々のすべてを思い出すのです。
広島の残酷な原爆のことを、多くの日本人たちは感情をもって思い出します。
しかしラエリアンだけが、これがいったい、歴史の中でどんな意味を持っているのかを理解しています。
日本のラエリアンだけが、なぜ広島に原爆というものが落とされたのか、この日が象徴しているものは何なのか ということを理解できるのです。
無実の女性と子供たちが一瞬のうちに殺されました。子供たちは、今日のような美しい日に無邪気に遊んでいたのです。
30万の人々を殺戮することになる、たった一個の爆弾を積んだ飛行機がやってくるということを知らなかったのです。
9月11日以降、テロのことがとても話題になっています。ニューヨークで3000人が死んだことについてです。でも、広島では30万人が死んだのですよ。
テロの定義とはいったい何でしょうか?
政府に強い圧力をかけるために市民を攻撃すること、あまりにもひどい攻撃で政府に衝撃を与え、政策を変更するように迫ること、これが世界中の人々が全員認めているテロの定義です。
テロリストを止めなければならないと、大変強く叫んでいる当のアメりカ合衆国が、人類の歴史上もっとも悪質なテロ活動の責任者なのですから、とても滑稽です。
なぜなら、広島と長崎で原爆の対象となったのは、軍人ではなかったからです。
それは、民間人が対象となった100%のテロ行為なのです。このことを、私たちは憶えておかなければなりません。
「ああ、ひどいことだ。ニューヨークで3000人が死んだ」と言うのが、今とても流行っています。そのテロ事件が、だいぶ前に非常に多くの日本人を殺戮した国で起きたというのは、とても不思議なことです。
アメリカ人が「ああ、ニューヨークで起こったことはひどいことだ」と言うとき、そこには大きな偽善があります。
彼らは広島でやったことを忘れているのです。
それは、過去の植民地化政策と同じものです。過去には、西洋は力を利用して、世界中を軍事的に、また文化や宗教的な面でも、侵略しようとしてきましたね?
しかし、その中で日本という国は、文化や宗教の面で侵略を拒んできた素晴らしい国なのです。
何世紀もの間、この国の政策によって日本は世界から切り離され、伝統的な文化を守り続けました。
それは美しいことです。
西洋は世界中を植民地化し、キリスト教化しようとしてきました。キリスト教化とは、植民地化の別称です。
彼らは、イスラム世界のすべてを植民地化し、キリスト教化しようとしました。
ユダヤ世界のすべてを植民地化し、キリスト教化しようとしました。そして、大変多くの文化が、キリスト教化によって、破滅に追い込まれたわけです。
でも、日本の天皇はそれに抵抗を示しました。彼らはいつも、西洋からのキリスト教が、日本の人々をキリスト教に改宗してしまうことを拒んだのです。
これは素晴らしいことです。
だから今日、私は日本の天皇の記念館にいることをとても嬉しく思います。
みなさんは、日本の伝統の中にエロヒムとの直接の繋がりをもっているのですから、みなさんにはキリスト教のメッセージは必要ありません。
今日は人類全体にとって美しい日ですが、それは永遠に美しい日となるでしょう。特に日本のみなさんにとってはそうです。永遠にこの8月6日を思い出して祝ってください。私が今日みなさんに願っている幸せな新年としてだけでなく、過去に亡くなったすべての人々を追悼する日、またエロヒムを記念する日として思い出してください。
この続きはこの本にあります。