大槻義彦の叫び、カラ騒ぎ
科学に限らず何でも叫ぶぞ
ー 前半省略 ー
毎年のように日本はノーベル賞(科学分野)を受賞し ている。
毎年ノーベル賞受賞者が出るのは、他にアメリカしかない。
日本は今、どうしてかくも急速に科学が進歩 したのか、本
当にそんなに凄いのか。それをお伝えする のが本稿の趣旨
である。
そして願わくば皆さまの優秀な 子弟を理科好きに育て、
日本の大学院の教育を受けさせ、 ノーベル賞クラスの
大科学者に育ててほしいと願うのだ。
(拙著『子供は理 系にせよ』(NHK出版)、『大学院のす すめ』
(東洋経済))
私は、何を隠そう、実はノーベル賞候補を日本から推薦する『推薦人』を依頼され6年間務めた。(年度についてはさしさわりがあるので記載しない)
このうちで私が推薦した物理学関連学者のすべてがノーベル物理学賞を受賞した。
すなわち(2000年以降)、
2002年・小柴昌俊、
2008年・小林誠、益川俊英
2014年・赤崎勇、天野浩、
2015年・梶田隆章
ついでに化学賞には
2000年・白川英樹、
2001年・野依良治
2002年・田中耕一、
2008年・下村脩
2010年・根岸英一、鈴木章
医学生理学賞はこの間3名の方々が受賞している。
これら科学3賞、合計して15名ということになる。
これに 国籍はアメリカだが実質的に日本で教育を受け
日本で研究者だった南部陽一郎、田中修二、
を加えると17名。
何と平均毎年ノーベル賞(科学3賞)を受賞しているのだ。
日本は湯川秀樹、朝永振一郎、お二人の先駆的ノーベル賞受賞
もあって、科学分野では物理学は突出している ように見えるがそ
うではなく、物理、化学分野はまったく同人数である。
ただ前記アメリカ籍のお二人があるから 実質的には物理学賞
は8名となり化学よりは多い。
それでは次回からは日本の、発展著しい物理科学の今を
お伝えしよう。眠い目をこすって。
https://blogs.yahoo.co.jp/otsuki1936/33233593.html
大槻義彦(おおつき よしひこ、1936年6月18日 - )は、日本の物理学者(放射線物性、 核物性、大気電気学)。早稲田大学名誉教授、同理工学部客員教授。理学博士(東京 大学、1965年)。テレビタレント。身長169cm。