完全に人手に取って代わる ことが可能です

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コンピュータとナノ・テクノロジー─労働の廃止

 

もうまもなく、人間の脳の能力はコンピュータの能力に追い越されるでしょう

 

既に、最も優秀な数学者でさえ、現代のコンピュータより速く計算することはできませんし、記憶力も負けます。誰もコンピュータほど、正確に大量の情報を思い出すことはできません。


人工知能とニューロン・コンピュータが発達するにつれて、コンピュータの能力は創造性や新しい環境へ適用する能力も含め、人間の脳よりも無限に大きくなるでしょう


この人工知能が人類にもたらす最初の恩恵は、それが、想像できないほどの数の取るに足らない役人や、非生産的な雇用者に取って代わることでしょう。


社会の経済機構はすべてが引っくり返るでしょう。第1段階として、大々的な減税が行われ、人類の歴史上かつてなかった経済の発展が起こるでしょう。


それから、ナノ・テクノロジーが登場し、工業から農業まですべての産業において、完全に人手に取って代わるでしょう。

センチc 10の-2乗
ミリ m 10の-3乗
マイクロ μ 10の-6乗
ナノ n 10の-9乗
ピコ p 10の-12乗


分子レベルで働く超小型のロボットを使えば、鉱物を採掘して抽出するのに炭鉱夫がいらず、工場でこの鉱物を加工するのに工場労働者がいらず、基本の化学物質を農場で野菜や乳製品に変えるのに農夫がいらず、作物を植えたり家畜を育てる過程も省くことができます。


これらのナノ・ロボットが、無限小の中で必要な原子や分子を組み立てて直接働くことで、私たちに必要なものをすべて作ってくれます。


例えばが必要な場合は、何十億ものナノ・ロボットを土の中に入れて、人間の代わりに鉱物を抽出してもらえばいいのです。

 

鉱物は自動的に工場へ運ばれ、コンピュータの中に入れられ、その中ではプログラムされたナノ・ロボットが、鉱物を精製して純粋な鉄を作ります。


綿が必要ならば、最高品質の綿を作るのに必要な、正確な化学構造をコンピュータにプログラムし、通常綿毛に含まれる基本的な要素と化学物質を機械の中に入れます。それからコンピュータが何十億ものナノ・ロボットに命令し、それを完全な綿に変えるのです。


鶏肉が欲しければ、鶏肉を構成する化学物質を別な機械に入れるだけで、美味しくて完全な品質の鶏肉ができ上がるでしょう。さらにその肉は、化学物質、ホルモン、殺虫剤は全く使われておらず、穀物を与えて育てた最高の鶏肉と、味も成分も完全に同じものです。同じことが魚、肉、果物、野菜、その他の食べ物でもできます。


食べ物はそれぞれに化学物質の構成が特有で、この構成をナノ・ロボットに教えれば、原子や分子を巧みに処理して、科学的にそれを「組み立てる」ことができるのです。


これらのナノ・ロボットを組み立てるための工場は必要ありません。ナノ・ロボットは自己再生産ができるように作られており、人間の手を借りずに、自分のコピーを作ることができるのです。


無限小を私たちに好都合なものに変えていくナノ・ロボットが、世界全体を覆っているのが想像できます。ナノ・ロボットには、働くための特別な場所も宿も必要ありません。どこにでもいることができます川を浄化したり、何世紀もの間に蓄積された公害や、私たちの過去の過ちをきれいにしたり…。

 

 これを連想しますね:

”100万年続く?福島問題” を解決する具体的な方法---1/2 "
http://ameblo.jp/junzom/entry-12248242744.html


人間が働く必要がなくなれば、もちろん社会は、経済的・社会的機構を完全に修正しなければならなくなるでしょう。人間による労働も、作業員も農夫も必要なくなれば、何千人もの人々が突然無職になり、そのために収入が得られなくなるでしょう。これでは、私たちが現在いる野蛮な資本主義の世界では、大多数の人間が飢餓に苦しむことになります。これはもちろん受け入れ難いことです。


エロヒムが彼らの惑星で行っているように、すべての人が必要最小限の楽しみを持ちながら、一生涯、生まれてから死ぬまで(もし死ぬとしたら!)、きちんと生活できるように、最低限のお金を受け取れる権利を持てるようにする方法が必要でしょう。このお金は少なくとも、住居、食べ物、服、楽しみを得るために十分な額であるべきです。


すべての仕事がついにナノ・ロボットコンピュータ、他の生物ロボットによって処理されるようになる時、それは人類史上でいまだかつてないほどの、大きな解放の時となるでしょう。


これは、共産主義とは違います。共産主義はすべての人を労働者にし、すべての労働者を、無理やり平等にしようとしました。それは平等に苦しませる、と言ってもいいでしょう!


一方、働く必要のない新しい社会では、すべての人が平等に楽しみ、開花することができます


誰も働く必要がなくなりますので、お金もなくなるでしょうし、既に起こっているように、お金はクレジット・カードに取って代わるでしょう。そのカードは毎月ある程度の額をクレジットできるようになっていて、誰もが好きなように使うことができます。


ナノ・テクノロジーは、私たちの問題をすべて解決することができます。例えば住居や食べ物の問題もです。


住居は、生物学、電子工学、ナノ・テクノロジーを寄せ集めて設計できます。ナノ・ロボットは人の手を一切借りずに、何百万人も収容できる巨大な建造物を簡単に建てることができるでしょう。そのような建物の掃除や補修管理でさえも、ナノ・ロボットが確実にやってくれるでしょう。


食べ物がどうなるか、これはもう簡単に想像ができます。各住宅が、既に今あるように水を水道から得られるだけでなく、常時、基本的物質が供給されて、それを機械に入れるとすぐに、自分の好きな食べ物が作られるようになるでしょう。先に見てきたように、この基本的物質は鶏の足になろうが、サラダの葉になろうが、元は同じです。機械によって定められた分子の形状が違うだけなのです。キャビアやフォアグラも同じです。特定の食べ物が、金持ちの特権となることはもうなくなるでしょう。分子の形状が違うだけなので、同じ基本物質で、ただのパン一切れから、最も異国風の料理まで作ることができます。


また、そのような技術によってすべての人が、バーチャル・リアリティを使って平等に快楽や娯楽を楽しむことができるようになります。人々は電子麻薬のお陰で、化学的麻薬によって健康を損なうこともなく、想像もできないほどの快楽が、体験できるようになる日も近いでしょう。


さらにすべての人が、1つあるいは複数の生物ロボットによって、肉体的に奉仕されるようになるでしょう。ロボットの外見を細かく指定でき、性的パートナーとして使うこともできます。


誰もが、同じ住居、社会サービス、食べ物、生物ロボットの召し使い、理想的な性的パートナー(仮想または生物ロボット)などの恩恵に与(あず)かれるということになれば、人々の間には嫉妬がなくなり、それによって起こる暴力もなくなるでしょう。


これにより、比類のない愛と友愛の世界が生まれるでしょう。すべての人が独自の芸術作品を創造することを楽しみ、お金のない世界ではそれを売ることができないため、愛する人へのプレゼントとするでしょう。


人はもう働く必要がなくなり、快楽と希望の達成に基づいた生活を楽しむことができます


科学的研究や芸術を創造したいと望む人は、それを行うことができます。しかしそれは、生活のために行って人生を失うためではなく、楽しみのためだけにするのです。


もし彼らの科学的発見や芸術作品が認められて特別な報酬、例えば個人の住居を貰う、より大きな住居を貰う、違う住居に移る、あるいは惑星間旅行へのチケットを貰う、死んだ後にクローニングによって永遠の生命を授かる、などの特典が受けられるとしたら、これは、人々が集団に奉仕するように動機づけ、すべての発展の意欲を骨抜きにしてしまうことが歴史的に証明された、共産主義を避けるためにも非常に望ましいことです。


そのような社会では、病院はほとんど必要ではなくなるでしょうナノ・テクノロジーとクローニング技術によって人間を治療し、同時に寿命を、およそ700歳から900歳まで延ばすことができるようになるからです


学校や大学も全く無用のものとなるでしょう。子供たちはバーチャル・リアリティを使ってコンピュータの指導で教育を受け、世界で最高の教師から教えを受けるようになるか、電子的移植により、必要な時に必要な知識を得ることができるようになるからです。
親たちも仕事で忙しいということがなくなるので、子供に事実を記憶しなさいと教える代わりに、自分の時間を、子供たちの創造性の発達のために捧げることができるようになります。事実の記憶というものも、すぐに時代遅れのものとなるでしょう。科学の進歩が加速するからです。愛と社会奉仕についても、親が子供たちと一緒に家で、本物や仮想のゲーム、スポーツなどを楽しみながら教えるのが良いでしょう。


いずれにせよ、この未来の社会では子供の数が制限されるでしょう。人口過剰にならないように一人ひとりが、寿命を延ばすか子供を持つかの、選択をしなければならなくなります。子供を作る人は死ぬことを受け入れなければなりません。しかしそれは、「最後の審判」の際に、一生の間の行いにより永遠の生命を得る資格の人を決定する、特別な委員会によって免除される場合は除きます。


犯罪も完全になくなるので、刑務所も必要ではなくなるでしょう。これは、暴力や反社会的行為の原因となる遺伝子の欠陥を発見し、それを修復すること、さらに非暴力と他人への尊重に基づいた教育制度の発達、そして最後に、貧困や社会的な不平等を排除することで可能になります。

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