世界的な麻薬戦争の終焉、人権を守るために合法化を取り入れろと報告書
(End global war on drugs, bring in de-criminalization to protect human rights, says report:ラエルサイエンス3月31日 英語版配信分)


世界的な麻薬戦争は失敗した。公衆衛生や人権もその一因でもあるが最もの要因は世界的な合法化の傾向である。


麻薬取締の効果はわずかなインパクトしか与えられず、公衆衛生の面や科学的根拠においても裏付けられないとthe Lancet (最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ)とジョンズホプキンス大学に依頼されたパンチのきいた研究を行っている学者たちは述べた。


チェコ共和国やポルトガルといったEUでは麻薬合法化によって恩恵を得ている現状が説得力ある証拠であると報告書では明らかにされている。特にポルトガルでは大麻やコカイン、ヘロインの個人使用が2001年から合法化されている。


恩恵は伝えられているところによれば公衆衛生の向上や低い投獄率、予算の節約、問題になりうる麻薬の使用の著しい増加がないことなどがあげられる。

世界中の証拠を調べた結果、麻薬を取り締まる法律はしばしば民族的、人種的少数派や女性を差別し、基本的人権を切り捨ててきたと結論付けた。

報告書はさらに麻薬犯罪による刑期は麻薬使用者たちのHIVやC型肝炎の感染率増加に大いに貢献していると強調しました。


この調査書の著者たちはアメリカやイギリスに、既に大麻が合法化されているウルグアイやアメリカのワシントン州、コロラド州オレゴン州、アラスカ州と同じように大麻の販売を現在は規制されている市場に導入するよう呼びかけています。


ジョンズ・ホプキンス大学のブルームバーグ公衆衛生大学院に所属するChris Beyrer医師は
「世界的な麻薬戦争は公衆衛生や人権、発展にとって有害でした。我々は世界的な 麻薬に関する政策のアプローチを考え直し、それらの議論の核心に科学的証拠や公衆衛生を盛り込む時である」 と述べました。


[英語版 元記事]
https://www.rt.com/uk/337648-war-drugs-human-right ...
<https://www.rt.com/uk/337648-war-drugs-human-rights/ >

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