平易な言葉で国民に語りかける習近平総書記=腐敗撲滅の決意に国民の期待高まる―SP華字紙


2012年12月1日、シンガポール華字紙・聯合早報は、習近平(シー・ジンピン)総書記の“言葉”が、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席ら従来のリーダーとは違うと評している。

11月29日、習総書記は他の共産党政治局常務委員6人を連れ、中国国家博物館の常設展・復興の道を参観した。常務委員7人のそろい踏みは就任発表の15日以来2回目となる。

習総書記は「民族復興は中国の夢」と語り、国家をより豊かに、より強くする目標を掲げた。内容以上に注目を集めているのはその態度、言葉づかいだ

02年、胡錦濤体制発足直後、胡総書記は河北省を訪ね、毛沢東が歩んだ苦難の歴史をしのんだ。その中国共産党の歴史と革命の成果を強調した10年前と比べ、習総書記は毛沢東をたたえる決まり文句などが少なく、より平易な言葉で国民に語りかけている。

もちろん言葉だけで行動が伴わなければ意味がない。習総書記は就任挨拶で腐敗撲滅に賭ける強い意志を示したが、本気で取り組んでくれるのではないか。


中国国民の間にはそうした期待も広がっているという


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121202-00000008-rcdc-cn