【レムリアの記憶②】失われた楽園レムリア――愛と調和に生きた世界 | 碧とマゼンタ

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感じたことを言葉にしたり、カードリーディングでメッセージをお伝えします

前回の記事では、レムリアというものを「かつて存在した失われた大陸」としてだけではなく、私たちの内側に眠っている、優しさや調和、自然とのつながりを思い出すための象徴として見ることもできるのではないか、というお話をしました。

今回はもう少しだけ、その世界の中へ入ってみたいと思います。

もしレムリアという文明があったとしたら、そこに暮らしていた人たちは、いったいどのような世界を見ていたのでしょうか。

 

もちろん、レムリアについて語られていることの多くは、現在のところ歴史的・科学的に確認された事実ではありません。

だからここでも、「本当にそうだった」と決めつけるのではなく、ひとつの仮説や象徴的な物語として、一緒に想像してみたいと思います。

もしかすると、その物語の中には、これから私たちがどんな世界をつくっていきたいのかを考えるためのヒントが隠れているのかもしれません。

 

レムリアについて語られる世界観の中で、私がとても印象的だと感じるのが、「自然と人間が分かれていない」という感覚です。

海も、森も、大地も、動物も、植物も、人間とは別の存在ではなく、同じ大きな生命の中に存在している。

そんな感覚を持って生きていた世界だったのではないか、と考えられることがあります。

 

現代に生きている私たちは、自然を「利用するもの」として見ることがあります。

土地を使い、資源を使い、便利なものをつくり、生活を豊かにしてきました。

それによって得られたものは、とてもたくさんあります。

 

でもレムリア的な世界観では、少し違うのかもしれません。

自然から何かを「もらう」というよりも、自分自身も自然の一部として生きる。

必要なものを受け取りながら、自分もまた世界へ何かを返していく。

そんな循環の中で、人も自然も存在していたのではないでしょうか。

そして、もうひとつ大きな特徴として語られるのが、「競争よりも調和を大切にしていた」ということです。

誰かより上に立つことや、たくさん所有することや、自分の価値を証明することよりも、それぞれが自分の役割を生きることを大切にする。

花が他の花と美しさを競わないように、人もまた、それぞれの違いをそのまま受け入れていた。

そんな世界を想像すると、とても穏やかなものを感じます。

 

これは、「みんな同じでなければならない」という意味ではありません。

むしろ反対で、それぞれが違っているからこそ、世界全体が豊かになる。

誰かのようになろうとするのではなく、自分が持って生まれたものを、そのまま表現していく。

それ自体が、世界へのひとつの貢献だったのかもしれません。

 

私はここに、レムリアという物語のとても大切な部分があるような気がしています。

「自分らしく生きること」と「誰かを愛すること」が、別々のものではないということです。

自分を押し殺して誰かに尽くすことだけが愛なのではなく、自分自身を大切にし、自分の喜びや感性や才能を生きることもまた、周囲へ愛を広げることにつながっていく。

そんな考え方です。

 

自分が好きなことをする。

美しいと思うものを大切にする。

心が動いたことを表現する。

自分の感覚を信じる。

その人がその人らしく輝いていることそのものが、周囲の人にも何かを思い出させていく。

もしかすると、レムリア的な「調和」とは、みんなが我慢して波風を立てないことではなく、それぞれが自分自身と調和している状態だったのかもしれません。

 

そして、その世界では、今よりも「感覚」や「直感」が大切にされていた、と考えられることもあります。

頭で考えることだけではなく、身体で感じること。

心の奥にふっと浮かんでくる感覚。

言葉になる前の、小さな違和感や喜び。

そうしたものを、自分自身から届く大切な情報として受け取っていたのかもしれません。

 

現代社会では、「理由はわからないけれど、なんとなくそう感じる」という言葉は、あまり説得力を持たないことがあります。

もちろん、現実の世界を生きていくうえでは、情報を集め、考え、確認することはとても大切です。

でも同時に、私たちの感覚が伝えてくれていることまで、すべて無視する必要はないのだと思います。

 

頭で考える力と、心で感じる力。

現実を見る力と、見えないものを感じ取る感性。

そのどちらか一方だけではなく、両方を持ちながら生きること。

もしかすると、それもこれから私たちが取り戻していくものなのかもしれません。

 

レムリアについて調べたり、想像したりしていると、「女性性」という言葉が出てくることもあります。

ここでいう女性性は、女性だけが持っているものという意味ではありません。

受け取ること、感じること、育むこと、包み込むこと、つながること。

そうした性質を象徴する言葉として、私は捉えています。

 

ただ、私はレムリア的な世界を「ただ優しいだけの世界」だったとは考えていません。

本当の優しさには、自分を大切にする強さも必要だからです。

何でも受け入れることと、愛することは同じではありません。

自分を犠牲にし続けることと、調和することも同じではありません。

 

自分の心を尊重しながら、相手も尊重する。

自分の境界線を守りながら、それでも人とつながっていく。

柔らかさの中に芯があり、強さの中に愛がある。

私たちがこれまで話してきた「女性性と男性性の調和」というテーマも、ここにつながってくるように思います。

 

そして私は、レムリアという物語を考えるとき、「集合意識」というものもとても興味深いと思っています。

ひとりの人間の意識は、とても小さなものに見えるかもしれません。

でも、ひとりひとりの考え方や選択や生き方が少しずつ周囲へ広がっていくとしたら、私たちは知らないうちに世界全体の空気をつくっているのかもしれません。

 

誰かが自分を大切にし始める。

誰かが無理をすることをやめる。

誰かが自然に触れて、心を取り戻す。

誰かが自分の好きなことを表現する。

誰かが誰かに優しい言葉をかける。

それはとても小さな出来事に見えます。

 

けれど、その小さな変化がまた別の誰かへ伝わっていくとしたら。

世界が変わるということは、突然何か大きな出来事が起きることだけではなく、ひとりひとりの内側で起きる小さな変化の積み重ねなのかもしれません。

 

そう考えると、「レムリアを思い出す」という言葉も、少し違って見えてきます。

本当に過去世の記憶を思い出すことだけが、レムリアを思い出すことではないのかもしれません。

自然の中でほっとすること。

人と比べることを少しやめてみること。

自分の本当の気持ちを聞いてみること。

自分のことを、もう少し丁寧に扱ってみること。

そんな日常の小さな選択の中にも、「レムリア的な意識」は現れるのではないでしょうか。

 

もしそうだとしたら、レムリアは完全に失われてしまった文明ではないのかもしれません。

私たちがその価値観を選ぶたびに、少しずつこの世界の中に現れてくるもの。

過去にあった場所というよりも、これから私たちがつくることのできる世界のひとつの原型。

そんなふうに考えてみるのも、とても素敵だと思います。

 

そして、ここからさらに考えていくと、ひとつの疑問が浮かんできます。

それほど調和や愛を大切にしていた世界だったとするなら、なぜレムリアは終わったのでしょうか。

もしそこに何か学びがあったのだとしたら、それはどのようなものだったのでしょう。

「優しさ」や「受容」だけでは守れないものも、もしかするとあったのでしょうか。

 

このあたりを考えていくと、やがてレムリアとは対照的に語られることの多い「アトランティス」という存在や、女性性と男性性、愛と力というテーマにもつながっていきます。

レムリアを単なる理想郷として終わらせるのではなく、その光だけではなく、そこにあったかもしれない課題についても、これから少しずつ考えていけたらと思っています。

 

レムリアという物語は、遠い昔の不思議な文明について知るためだけのものではなく、私たち自身の生き方を見つめるための鏡なのかもしれません。

あなたにとって「調和して生きる」とは、どんな生き方でしょうか。

そして今のあなたの生活の中に、もうすでに小さな「レムリア」は存在しているでしょうか。

そんなことを、少しだけ感じてみていただけたら嬉しいです。

 

次回も、レムリアという不思議な世界を、いろいろな角度から一緒に眺めていきたいと思います。

 

 

 

 

ここまで読んでくださり、

ありがとうございます♡

女神や神話、

月や星、自然、

そしてレムリアを思わせる

愛と調和の世界から

インスピレーションを受けながら、

ひとつひとつブレスレットを制作しています。

レムリアという言葉から私が感じるのは、

誰かと比べるのではなく、

それぞれが自分らしい光を持ちながら、

自然や人とやさしく調和して生きる世界。

そんな、

あたたかく穏やかなエネルギーを

作品の中にもそっと込めています。

癒しと浄化、

男性性と女性性のバランス、

心の奥にある影に

やさしい光が届くこと。

過去の痛みや悲しみを抱えた自分も

否定することなく包み込みながら、

少しずつ前を向いていけること。

そして、

大切な人とのご縁や、

運命を感じる人との結びつきが、

愛と尊重の中で

よりあたたかく育っていくこと。

そんな祈りを込めながら、

ひとつひとつ心を込めて制作しています。

「なぜかわからないけれど惹かれる」

「見ていると心が落ち着く」

「この色を身につけたい」

そんな小さな感覚も、

あなたの心から届く

やさしいサインなのかもしれません。

あなたが、

本来の自分の光を思い出し、

もっと自由に、

もっとやさしく、

あなたらしく輝いていけますように。

 

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