前回までで水上卒業位まで書いていました。


絶対的エースがいなくなりどうなるのか?と思っていたらコロナ禍である。とはいえ、リモートでの放送も面白かった。普段とは違うリラックスした感があった。

リモート放送で印象が強いのは、音楽が流れるとその曲を歌うのはいいが、問題になっている歌詞まで歌ってしまう砂川だった(笑)

砂川といえば、最下位となったら何か視聴者に私物を提供というルールがあり、第1弾が砂川だったが、提供したものをセコいだのなんだのMCのヒロミがウザかった。学生に何言ってんだ、と思った。これをきっかけに、MCのやりとりが邪魔くさく感じるようになってきた。


コロナ禍といえば、これにも触れておこう。番組とは全く関係ないが、以前にこのブログで書いたことがあるワクチン接種の話である。

ワクチン接種の副反応や、それに備えてどの様なものを準備したらいいのか調べていた。自分が見た中で1番参考になったのがきのちゃんのブログだった。

20代前半の女性(きのちゃん)と40代後半の私と一緒に語ることはできないということは当時も書いた。とはいえ同じ人間であるから、どの様な可能性とその備えということは参考になる。実に丁寧かつ詳細(でも詳しすぎない)な内容だった。


きのちゃんのブログのことを書いたが、コロナ禍の頃から私はTwitterを始めた。そして東大王のレギュラーや候補生をフォローし、情報を仕入れていた。これらは周囲の東大王ファンと会話する際のネタになっていた。


リモート放送が終わりスタジオ撮りが復活した。そういえばこの年から東大王クイズ甲子園が始まった。この年は招待チームだけだったので、面白いが参考程度に見ていた。


しばらくして新しい候補生が加入した。猪俣大輝(以下、猪俣と表記)である。猪俣も高校生クイズでおなじみだったので嬉しかった。

猪俣は自分と1番よく東大王の話をしたパートさんの言葉を借りれば「ガツガツしたプレイヤー」である。この姿勢が好ましく、見ていて楽しかった。自分もパートさんも、推しに加わった。パートさんはそれこそ①猪俣②岡本(おかもっちゃん)という感じだった。自分は経験を積み成長したらエースになれる逸材だと思った。引退が近い光ちゃんやジャスコがいなくなっても、猪俣やおかもっちゃん、きのちゃん、七海などが成長するだろうから、戦いはしばらくもたついても番組は大丈夫だろうと思っていた。


ところが「プロジェクト東大王」の予告を見た瞬間に嫌なものを感じた。光ちゃんやジャスコ、砂川の成長も楽しんできたはずの番組なのに、何か即戦力を求めているかのようだ。4人の成長が待てないくらい、卒業予定の光ちゃんとジャスコの穴は大きいということだろうが、クイズの戦力としての穴も重要だが、番組レギュラーとしての穴も考えねばならないだろう。そのためにはこれまで頑張ってきて、視聴者のついている人の方がいいと思っていたからだ。

それでも、厳選して即戦力候補を1人2人投下するというのなら、候補生達の刺激になるのかな、とは思った。


光ちゃんとジャスコが卒業した。さてどうなるのか?と思っていたらプロジェクト東大王から8人も加わった。これで芸能人チームと戦うというのだから単純に人間が多すぎる。これでは経験が積めない。つまり、成長は見込めない。

さらにいえば視聴者も各人の個性把握に時間がかかるだろう。多すぎては感情移入できない。


これだけで「これじゃあダメだわ」と思った上に、とんでもないと思ったのが、一軍二軍制をとり、これまでレギュラーだったかどうかも関係なく、その日の一発勝負で全てを決めてしまったことである。完全にこれまでの過程を否定してしまった。

そして、芸能人チームに加わる伊沢が最大の壁になるのがわかっているからだろうが、プロジェクト東大王で伊沢に勝った川上が最優遇されていた。正直、呆れてしまった。


私の周囲でもこの回を最後に東大王を見なくなった人が沢山いた。そういう人はもともと光ちゃんやジャスコ推しだったところに、このシステム改変で面白くなくなった、というわけだ。


かくいう私は、猪俣が1軍に残ったことが見続ける理由となった。よく話すパートさんも同様だった。