どうしても長々と書き連ねたくなるのが自分の悪癖。とはいえここまできたら最後まで書かせてもらいます(笑)


『東大王』のレギュラーメンバーが伊沢、水上、鶴ちゃん、光ちゃん、サブが砂川という頃の話まで書いていました。


この頃はYouTubeでQuizKnockの配信を見たりもしていたので、伊沢が大学院を中退し、QuizKnockを生業とするのも好意的にとらえていた。そして、いよいよ注目していた『卒業による強制メンバー変更』という独自システムの発動である。


レギュラー候補3名が登場した回の放送が終わった。私と1番『東大王』について話す勤務先のパートさんは紀野紗良(以下、世間に従いきのちゃんと表記)について

「絶対かわいい子を入れてくると思ったらそうだった」

と言っていた。これは自分になかった視点なのでとても参考になった。

考えてみれば、東大王メンバーで女性は光ちゃんだけなのでバランス的にも女性がほしい(光ちゃんが休んだら女性が0になる)ところだし、清楚美人系の光ちゃんに対しかわいい系のきのちゃんだから、キャラも違っている。賢明な判断、というところだろう。


個人的には、伊沢の後釜なので1人は正統派クイズプレイヤーを入れてくると思っていた。その1人が林輝幸(以下、もちろんジャスコと表記)なのかな、と思った。

するといきなりの珍回答である。でもこの珍回答で、いきなりジャスコはキャラが確立したと思った。これまで東大王メンバーにいなかったイジられキャラにジャスコはなることが出来る。外見では1番世間一般の東大に対するステレオタイプに近いと思われるジャスコのキャラの確立、これは大きいと思った。

ジャスコはただでさえ富山県出身なので贔屓目に見ている自分がいたのだが、程なくして私の高校時代の友人コレ氏の教え子(コレ氏は片山学園の数学の教師)だったのでさらに親近感を持つようになった。


もう1人は砂川なので安定感がある。TBSはいい3人をセレクトしたなあ、と思った。


個人的に光ちゃんとジャスコが持っている「解答権があったらとにかく何か答える」という姿勢に好感を持っていた。それでおとぼけ珍回答となることもあったが、答えないと正解となる可能性もない。クイズとして正しい姿勢だと思う。


珍回答といえば、個人的に『東大王』として迷シーンであり名シーンだと思っているクイズがある。ジャスコの解答だ。有名な

「ジスタージン」

である。ジスタージンには笑ったし、多分「ジッタリン・ジン」と言いたかったのだろうということもすぐにわかった。ただジッタリン・ジンは正解ではないようにも思えた。

ジャスコの次に解答権があった光ちゃんが笑って答えられないのは納得できた。ジスタージンはそれだけのパワーワードである。

芸能に大穴がある(だからこそ親しみがある)鶴ちゃんが答えられないのは納得だったけど、ジャスコがジスタージンと答えた時に小馬鹿にするような態度をしていた水上が

「Janne Da Arc」

と答えたのには「お前せせら笑ってそれかよ」と思った。Janne Da Arcなんて知らんわ、という視聴者の方が多いわ!

チーム戦はチームメイトでカバーし合うものだが、結局この問題はジャスコ自ら

「JUDY AND MARY」

と解答した。自分で自分の失態をカバーしたと言うべきで、名シーンだと思っている。


そしてジャスコがレギュラーに決定したのも、番組としても作りやすいし、化ける要素となれば砂川よりもジャスコだろうから順当だと思った。

なにげに思ったのだが、鶴ちゃんと水上が理系なので、理系の問題が比較的多めに感じていたが、ガチ文系のジャスコがレギュラーになったことで、文系の問題も増えてきたようだった。


この頃が私の周囲では1番『東大王』が話題になっていたと思う。