演歌歌手の門倉有希さんが亡くなった。

とはいえ私は演歌を聞かないのでどんな歌があるのかも知らないが、彼女が学法石川野球部のマネージャーだったということは知っている。


学法石川といえば、今年の選抜に33年振りに出場した。33年前の選抜といえば、エース川越を擁し1勝している。彼等は門倉さんと同世代である。門倉さんはもともと野球部のマネージャーだったが、この頃には上京していたようである。

今年の春は、いわば門倉世代以来の春だった。

(門倉さんが甲子園出場歴があるのは、35年前の夏、つまり高校1年の夏にも学法石川が甲子園に出場しているからである。あの頃、福島の高校野球といえば学法石川のイメージだった)


門倉世代(もちろん川越世代というべきである)の学法石川は、私には思い入れのあるチームである。こんなことがあった。


選抜前に、友人のコレ氏とgetzen氏の3人で、

「選抜はどこが優勝すると思うか?」

という、ラーメンを賭けた賭けをした。2人が決めたルールでは、各々自分が贔屓するチーム3校をあげるというものだった。

2人は天理や三田学園などをあげる中、私は

「選抜は好投手を中心に守り勝つチームを応援したい」

という気持ちが強かった。そして推しとしたのが

「学法石川、市川、三重」

だった。このうち三重は、三重高校には失礼だが必ず3校にしろと2人に言われあげたものである。つまり本心から推したのは学法石川と市川だけである。


で、結果をいうと、天理が負けた段階で残っているのは私が推した学法石川と市川だけという有り様だった(笑)結局9校での最高成績は市川だし、総合成績も私がぶっちぎりなのだが、優勝校は当てれなかったということでルーズゲームとなった。


この世代はちょうど私と同世代である。選抜で本気で推した学法石川と市川は私にとって忘れがたいチームだし、川越英隆と樋渡卓哉は私にとって、最初の同世代のヒーローである。


そんなことを思い出したにゅ