いくつか高校野球について重要な発表があった。そのうちより大きなテーマである「1日2部開催」については、しっかりかつがっつり書きたいと思うので後にまわし、まずはサラッとこのテーマについて書いてみたい。「低反発バット、5社が基準を満たさず回収に」である。


基準を満たさなかったこの5社、いずれも中国製という。中国のものづくり云々を批評する場にはするつもりはない。こういう話はいずれ出てくるとは思っていた。

思っていたが、確認をするのであればどうして選抜前に行えなかったのか?という疑問は残っている。タイムスケジュール的に苦しいのは理解出来るが、本来は大きな大会前に行う必要があるだろう。まして選抜は低反発バットで行う最初の大会だったのだから。


まあ、違反したバットには高野連が配布したバットも含まれるので、性善説でとにかく間に合わせるように配布したというように理解するしかないのはわかっている。ただ、今回性急に物事を進めようとしたことが「実は選抜でも使われていた」という事態を生んだと思われる。


今後のメーカー対応はもちろんだが、今後も定期的にバットのチェックをしていくことが重要だろう。