やっと見た、と書きましたが、実際は1区だけリアルタイムで見ています。とはいえ、リアルタイム視聴時は冷静に見ていなかったのも事実。ということで書いていきましょう。


1区は6km。スタートして飛び出したのが大分の奥本選手。って都大路で活躍した大分東明の奥本選手ですよね。お、これは、と思っていたら早い段階で石川の五島選手が先頭に。五島選手は注目の選手ですが、石川だけにこの展開は熱かったですね。リアルタイム視聴時はずっと五島選手を応援していたように思います。

五島選手は他を圧倒するような走りでトップを爆走します。多分日本中多くの人が、区間新記録を狙えるペースで走る五島選手を応援し、驚愕し、感動したものと思います。(自分はリアルタイム視聴時、涙が出た)

上位は順に石川、千葉、熊本、大阪、愛媛、静岡、群馬、宮崎。注目どころが上位にいませんが、2位以下はそれほど差がないですし。


2区4km。ここでは注目の選手の兵庫の田中選手が凄かったですね。20位からトップヘって・・・もちろん区間賞ですし。

ここでは岡山のドルーリー選手も注目されていたんですが、騒がれ過ぎですよね彼女の場合は。区間5位で8人抜きだから好成績なんですけどね。

上位は順に兵庫、千葉、熊本、宮崎、宮城、埼玉、神奈川、広島。兵庫以外にも埼玉や広島が大きく順位をあげましたね。


さて。毎年書いているような気がしますが、都道府県対抗女子駅伝の場合、どこで高校生を使い、どこで大学生・社会人を使うか?という戦略が重要ですよね。5,6,7区に高校生が起用されることが多いですが、大分は1区に奥本選手、岡山は2区にドルーリー選手という戦略を立てています。高校生と大学生、社会人のガチンコ勝負が見られるのも、この駅伝の面白さですね。


3区は3kmの中学生区間。最近は中学生区間が勝負を左右することがあります。無視できない区間です。

そう思っていたら見ていたら、ん、カメラはトップの兵庫・藤田選手を撮っているけど、後ろでオレンジのユニホームが大きくなっている。オレンジ?2区上位にいたか?

なんて思っていたら解説が。静岡の遠藤選手、区間賞も狙えるという話だけど、まだ2年生!中学生の1年違いは大きいぞ。

結局遠藤選手で区間賞の走りで9人抜き。静岡2位浮上、凄い。

上位は兵庫、静岡、神奈川、千葉、群馬、広島、宮城、愛媛。神奈川、群馬もここで大きく順位をあげました。


ここまで3人、区間賞は競技前から有力視されていた選手が期待通りの走りを見せ取っています。流れが続くとは思いませんが、波乱が少ない流れでしょうか?


4区は4km。いったん静岡の齋藤選手がトップに立ちますが、兵庫の石松選手が再逆転。この区間は兵庫vs静岡でした。

上位は順に兵庫、静岡、神奈川、千葉、宮城、滋賀、大阪、徳島。大阪がここでジャンプアップして滋賀、徳島は中学生の好走をうまく繋げた感じですね。

区間賞は福島の鈴木選手。上位とは関係ないですが、こういう選手がいるのも都道府県対抗女子駅伝の面白さです。(映像ないのは残念)


5区は約4.1km。千葉の山崎選手。上がってきてトップに立ちますが、兵庫の池野選手が食らいつきます。池野選手は高校1年生ですか。これは凄い。前年まで中学生区間走っていたのに、これは末恐ろしいというか、来年の都大路が楽しみというか。

そんな姿勢で見ていたら、なんと突き放したのは池野選手。いやあこれは凄い攻防でしたね。

さらに凄かったのが、激しい攻防を見せた2人がどちらも区間新記録の走りだったことです。結局区間賞は後方から追い上げてきた山崎選手だったのですが、高校に年生で区間新記録の池野選手は評価したいですね。

上位は順に兵庫、千葉、広島、宮城、神奈川、大阪、京都、熊本。広島が区間3位の走りで一気に浮上しました。そして京都がしっかり上がってきましたね。


さて、長くなりました。以降じか