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【STAFF】

 

 

連載に当たり、書籍化の内容とは異なることをご了承下さい。

 

 

夷険一節(いけんいっせつ)

 

-前章つづき- 『スペシャリストになろうよ!-Ⅰ-』

 

私は、4歳で空手を始めますが、当時は、アレルギー体質で小児喘息を持病とする所謂(いわゆる)虚弱体質です。

そのような環境を理解していたのか、「強くなりたい」と言う思いは、脳内を駆迫(くはく)して行きます。

最初に習った空手流派は、所謂伝統派空手でした。俗に言う寸止め空手です。

4歳の私は、両親の送迎に助けられながら一生懸命に稽古に励みますが、凡庸(ぼんよう)な日々は続きます。

そして、小学校に入学し、自己の人生における時間や空手を始めとする修練に『何かが違う』と感得(かんとく)して行くようになるのです。

ここで注目すべき点は、『意識』の使い方です。

後にその『正体』が判明しますが、成長過程で脳機能が段階に合わせて周囲の『レベル』を読み取って行きます。

 

「今習っている空手の技は、本当に人を倒せるのだろうか?」

 

「自分の身を守れるのだろうか?」


成長し、『知識』が構築される度に『意識』も変遷(へんせん)して行くのです。

しかし、当然ながら空手を含めた人生における『スペシャリスト』を見たこともないので、確信の持ちようがありません。

正体不明な『疑問』と『不安』を抱きながら彷徨(さまよう)う最中、それは突然訪れます・・・。

小学二年生の冬、ブルース・リー主演作『燃えよドラゴン』が日本で上映されたのです。

私は、叔父に連れられて立ち見で埋め尽くされた映画館内で、足が震え、掌に滴(したた)る汗を何度も何度も拭い、興奮を抑えます。

これが後に探究することになる『脳内ホルモン』です。

 

この時の私の『感情』は、高い目標と出会ったことにより、大量の脳内ホルモン『ドーパミン』が放出されていたのです。

 

『疑問』と『不安』は、一気に吹き飛びました。

 

そう、私が無意識に望んでいた『スペシャリスト』が現れたのですから。

 

その格闘技術は独特で、スピードと実戦を追求した『スキル=技』は、後に『截拳道(ジークンドー)』として、Martial Arts(武術)を探究して行きます。

 

『截拳道』を哲学としても構築して行く彼は、俳優だけでなく、監督、脚本、プロデューサー、音楽まで兼任し、その才能を発揮して行きます。

 

無知蒙昧(むちもうまい)な私は、『興奮』した状態を何とかしてキープしようとします。

ブルース・リーのMartial Arts(武術)のスキルを体得したかったからです。

これが後に構築される『TAKAKI METHOD=タカキメソッド』のFirst Step(ファーストステップ)、『モチベーションコントロール』です。

現代では、大学を始め、大手企業も『脳』を科学的に研究し、人間が運動する度に『脳』の様々な部位が活動する現象を科学の力で捉えて、視覚化に成功しています。

当然ながら、私自身の『脳』もハックし、探究しています。

2018年9月、MRI(磁気共鳴画像)を使用して、814枚撮影しました。

 


診断医は、脳診断の第一人者である脳内科医・医学博士加藤俊徳先生です。

 


MRIで撮影された画像を基に、国際特許技術『MRI脳個性分析画像法』で、更に詳細に診断して頂きました。

1万人以上の脳を診断されてきた加藤先生も、始めて見たと驚きを隠せませんでしたが、左脳に示されている運動野の右足部分が以上に発達していました。

 

国際特許技術『MRI脳個性分析画像法』。掲載は、加藤プラチナクリニックの許諾を得ております。


過酷なトレーニングによって、左脳運動野の右足部位が台形になるほど酸素代謝が活性化されており、空手や筋トレの効果的な訓練プログラムには、身体部位のみならず、脳機能にも鮮明に痕跡が残されていたのです。

東京大学や筑波大学大学院でfMRI(functionalmagnetic resonance ima ging)を使用した左右の運動前野、上側頭回、頭頂葉などの脳血流量でも、その効果は確認されていますが、国際特許技術「MRI脳個性分析画像法」でも確認できた訳です。

そして、左脳の発達は、左脳が司る言語や計算力、論理的思考を向上させていました。

私の最終学歴は中卒ですが、空手を通じて身体を極限まで鍛錬した報酬は、後のスピーチやディベート力までに及びます。

「スペシャリストの能力を有したい!」

私の永遠の課題であるこの『夢』の軌跡が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

to be continued

 

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-by STAFF-

 

 

今日の自己啓発本・加藤俊徳先生執筆