「好きにしていいよ」
その一言がいちばん困る。
・メニューひとつ決めるのに時間がかかる
・「どっちでもいいよ」と言われると、逆に固まる
・仕事で指示がないと、動けなくなる
・決めたあとも「これでよかったのか」と不安になる
ひとつでも当てはまるなら
これはあなたの話です。
「自分は優柔不断で、指示待ち人間なんだ」
そう責めてきました。
でも、違ったんです。
*
◆ なぜ決められないのか
決断力は、才能じゃありません。
筋肉と同じで
使った分だけ育つものです。
そして、その筋肉を育てる練習は
本来、子ども時代に小さな選択で積むはずでした。
でも、過干渉の家ではこうなります。
選ぶ前に、答えが与えられる。
「あなたはこっちにしなさい」
自分で選んだら、否定される。
「なんでそっちにしたの」
勝手に決めたら、怒られる。
つまり——
「自分で決めて、結果を引き受ける」練習を
まるごと奪われてきたんです。
指示を待つのは、怠けじゃありません。
「勝手に決めたら危ない」と学習した”防御”です。
筋肉が細いのは、あなたのせいじゃない。
使わせてもらえなかっただけなんです。
*
◆ 今日からできる小さな一歩
① 「今日はこれにする」と口に出して決める
ランチでも、飲み物でも。
どうでもいいことでいいんです。
心の中で選ぶだけじゃなく、
「これにする」と、言葉にして決めてみる。
「自分が決めた」という感覚が、
決断の筋肉の、最初の一歩になります。
② 決めたあとの「答え合わせ」をやめる
決めたあとに「正解だったかな」と採点を始めると、
決めること自体が怖くなっていきます。
だからルールはひとつ。
「決められた。それでOK」
結果じゃなく、決めた事実だけを認めてあげてください。
*
◆ 決める力は、今から育つ
決められないのは、優柔不断だからじゃない。
決める練習を、奪われてきただけ。
筋肉は、何歳からでもつきます。
小さな「これにする」を、毎日ひとつ。
その積み重ねの先で、
人生の大きな選択も、自分の手に戻ってきます。
今日あなたが「自分で決めたこと」、
よかったらコメントで教えてください。
次回は「白か黒か、で考えてしまう」話を。
今日も、ここまで読んでくれてありがとうございました。
アオ