今日は日本腎臓病薬物療法学会学術集会に行ってきました。
土曜日は仕事で行けず、2日目のみでしたがだいぶ勉強になりました。
ランチョンセミナーも出たかったんですが、行った時にはすでに整理券は配布が終わってまして、聞けませんでした。
聞いた講演の内容をメモっときます。
一般公演の腎機能評価について
腎機能低下患者の薬物の治療適正化するため、オーダーチェックシステムの運用について。
システムで腎機能低下患者に注意するべき薬剤をひっかけて、疑義照会に利用する。
その具体的な報告を聞きました。(勉強不足でいまいちわからないことも多かったです)
教育講演
透析患者への腎臓内科医の考える薬物療法
FGF23・・・骨からでてきてビタミンDを抑制する
Klotho・・・FGF23が働くためにはKlothoが必要。Klotho発現欠損マウスは老化する。
FGF23が高いと生命予後がが悪いというデータがある。
リンについて
無機リンは食品添加物に入っている。かまぼことかに入っている。食品にはどのくらい入っているか書いていないので怖い。
多いのは脱脂粉乳、生クリーム、プロセスチーズ、ソーセージ、冷凍食品、プレミアムモルツ、金麦、なっちゃん、スターバックスコーヒー、じゃがりこ、マクドナルドのハンバーガー、ペプシコーラなどなど
色が濃いものはりンが多く注意が必要。
リンの摂取が多いと寿命が短くなるデータがある。
薬にもリンが含まれていて、先発品とGEで含有量が違うので最近注目されている。
ホスレノールチュアブルは噛んで使用するものだが、噛まないで飲んでしまうと効果が少なくなってしまう。投薬時患者にちゃんと説明することが重要。
腎と漢方薬
腎とは腎臓そのもののことではなく東洋医学と西洋医学では解釈が違う。
腎機能が低下している患者で薬が使いにくい場合、漢方を使用するという選択肢があります
柴胡湯・・・ネフローゼ症候群
補中益気湯・・・治療抵抗性貧血
NSAIDsの代わりに
芍薬甘草湯・・・腹痛
呉茱萸湯・・・頭痛、しゃっくり
五苓散・・・頭痛
八味地黄丸・・・腰痛
立効散・・・歯痛
大防風湯・・・関節痛
半夏厚朴湯・・・抗鬱、のどがつまる
香蘇散・・・抗鬱、かぜぎみ
六君子湯・・・食欲不振、機能性ディスペプシア
当帰飲子・・・痒み、乾燥している
温清飲・・・痒み、赤みがある
十全大補湯・・・貧血、即効性はないが有効
人参養栄湯・・・貧血、咳が出るとき
加味帰脾湯・・・不眠、胃腸が弱い人
酸棗仁湯・・・不眠、寝汗
桃核承気湯・・・精神症状、不安
加味逍遙散・・・イライラ
カリウムについて
エキス顆粒にはカリウムはそんなに入っていない。食事とかからのほうが多く取っている
ドクダミ茶はカリウムが多い
吐き気がある人が漢方を飲むときはお湯で飲むのではなくて冷たい水で飲んだほうが、吐き気をあまり感じずに飲める。
子供の場合、いったん漢方を溶かしそれを冷凍庫で凍らせてその氷をなめて服用するようにしてもよい。