今までなぜか向精神薬に指定されていなかったエチゾラムとゾピクロンが

第三種向精神薬に指定されることになりました。(フェナゼパムも)
(9月14日公布、10月14日から政令の施行)

ずっと長年の疑問であった、なんでエチゾラムとゾピクロンは向精神薬ではないのかということが

やっと解消されます!

もう一種類のフェナゼパムという成分も一緒に向精神薬に指定されました。これは海外で使用されていて、日本では未承認の薬です。

いままで向精神薬に指定されていなかった理由なんですが、アメリカの基準を参考にしたときにアメリカではアモバンとデパスは使用されていなかったためだそうです。

だったら日本独自に指定すればよかったんじゃないかと思うんですが、なんでしないんでしょうね?

それに今回もルネスタやリスミーは指定されないし、意味不明ですね・・・一緒にまとめて指定してくれよ



個人輸入禁止の話ですが、
個人輸入は今まで可能だったとのことですが、今後は個人輸入はできなくなるので注意が必要です
。(医師から処方された本人が携帯して入国することはできる。携帯して出入国可能な量はゾピクロン:300mg、エチゾラム:90mg、フェナゼパム:300mg)
(ネットで買って届けてもらうことはできない)
≪麻薬及び向精神薬≫

「麻薬及び向精神薬取締法」の規定により、医療用の麻薬又は向精神薬を、医師から処方された本人が携帯して入国する場合を除いて、一般の個人が輸入することは禁止されており、違反した場合には処罰されます。 (本人が携帯せずに、他の人に持ち込んでもらったり、国際郵便等によって海外から取り寄せることはできません。)


今現在ネットでどうやって売ってるのか見てみましたが、かなり適当ですね・・・
ホームページの最後にすごい怖いことが書かれてました・・・

そのホームページからの抜粋↓

**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。

こわ!
何が起きても知りませんって書いてある・・・

こんなの絶対買わないほうがいいですね。
こういう薬は医師に診察を受けた上でないと危なくてだめです。


話が脱線してしまいましたが

これまで投与日数制限がなかったデパスやアモバン等のエチゾラム製剤・ゾピクロン製剤ですが、向精神薬に指定されたことにより、投与期間の上限が定められることになります。
  
向精神薬の投与日数は「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」において、原則14日と定められています。
ですが、中医協(中央社会保険医療協議会)での議論を受けて告示改正が行われれば、30日や90日に延長されることがあるので、エチゾラムもゾピクロンも中医協で議論が行われることになると思います。
要するにまだ決まってないです。

今後決まったら随時更新いたします。


で、向精神薬に指定されることによって、鍵のかけられる設備内に保存しなければならなくなることも注意です。

でも、うちの薬局ではすでに同じ向精神薬の棚にあって、鍵をかけられるようになっているので
問題ないです。


今回の指定で薬の過料投与が少なくなればいいなと思います。
間違ってもデパス、アモバン→ルネスタ、リスミーに変えるだけってのはないようにしてもらいたいですね