日本は美しい - 横岳篇 | Art of the World - カメラを持って、旅に出よう

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10年以上定期的に世界を旅しています。それらの旅の記録を写真と共に残しています。2024年3月現在渡航国と地域は65。

梅雨のさなかに晴れの候。

念のため天気予報を再度確認し、深夜に車で家を飛び出して向かった先は、北アルプスの横岳です。

 

(レソト旅行記の更新を2回書いただけしてすっかりさぼっているのですが、今日はこちらを)

 

稜線より

 

 

 

コース。スタート(▼アイコン)とゴール(■アイコン)が離れているのは時計の押し忘れ。

 

 

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朝2時。

家を出て横浜から下道で相模湖インターを目指します。最寄りのインターから首都高に乗って東名経由が早いのですが、高速代をケチりました。

これで片道2,500円程浮くのでかなりの節約になります。

日中は大混雑する国道16号線、深夜は静かなものでした。

 

相模湖インターから諏訪南インターまで中央自動車道で1時間ちょっと、そこから1時間ほど車で登り、麦草峠に車を止めました。合計所要時間約4時間也。

 

 

 

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ひんやりと気持ちの良い登山道

 

 

 

朝の木漏れ日が作る影

 

 

 

登るにつれ、少しずつ木の背が低くなっていきます。

 

 

 

1時間ちょっと登ったらロープウェイ駅に辿り着きました。

 

 

 

美しい七つ池に立ち寄りつつ。

 

 

 

山頂につきました。

 

 

 

ピークは二つあります。こちらは北側。

 

 

 

360度絶景也

 

 

 

ここから復路。駐車場に戻ります。

横岳は、ロープウェイで上がってしまえばそこから1時間半ちょっとで山頂に辿り着けてしまうのですが、更に美しいのは、ロープウェイと山頂のピストンではコース外になる、その南部の

縞枯山~茶臼山の稜線。ここを通って帰ります。

 

 

 

森林限界より上の稜線って本当に美しい。

 

 

 

ふと稜線から右手に目をやったら、息を呑むことになりました。

 

 

 

縞枯山ピーク近くの展望台。雲海が凄まじい。

 

 

 

一方こちらは茶臼山。名前の通りの赤茶けた山。

 

 

 

しばらく石の上からこの景色を眺めてぼーっとしてました。聞こえるのは風の声だけ。

 

 

 

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無事下山。時間はまだ12時前。6時半に登山を開始したのもあり、結構早い時間に戻ってこれました。

帰りは鴨せいろを食べて、温泉に立ち寄って、そこで少し仮眠。中央自動車道が渋滞になる前になんとか相模湖インターまで。

そこからが長かったのですが、19時には家に辿りつくことができました。

 

良い一日でした。

 

 

 

 

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しばらくは海外の旅が望めないのですが、今年はここぞとばかりに山に行こうと思っているところです。

コロナにおける登山の注意点は、下界で気にするものは勿論注意するのですが、山ならではのものとしてはやはり「無理のないコース設定」だと思います。救助で集団感染が発生した、とかなったらシャレになりません。

 

梅雨明けの本番まで身体も判断力も集中力もしっかり鍛え直し、縦走に備えたいと思います。