ンズレゾを後にします。
まだ朝早い時間ですが、西の端のンズレゾから、東の端に位置する連れの任地に向かっての大移動を開始します。この日は途中でクロボという村に立ち寄り、他の青年海外協力隊の隊員さんのところに一泊お世話になる予定です。
夜明け。
全面鏡のような湖の水を飲み、この水で身体を洗い、人々は生活をしています。
デジタル一眼レフの電池残量を節約するため、ここからカメラをコンパクトデジタルカメラのGR Digital IIIに切り替えます。コンパクトながら高い画質に、明るいレンズ、瞬時の露出補正が可能な操作子。本当に名器だと思います。
ベインでバスに乗り込み、移動を開始します。
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この日は夕方まで丸々移動で潰れてしまいましたが、連れがガーナの話を色々してくれたので退屈しませんでした。また、乗り合いバスが停車する旅に売り子が駆け寄ってくるのですが、水に弁当、お菓子にアイスまでなんでも売っていたので色々試してみました。
まずは弁当。
チキンが乗ったチャーハン。これはマジでうまかったです。
アフリカは水がパックで売られていることが多いです。
このアイスはよく見ました。
あまり味がしないトウモロコシでした。
揚げたケーキのような食べ物。
とりあえず甘かったです。
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この旅で得た教訓の一つは、アフリカ旅はカメラ機材をズームレンズ中心に構成してコンパクトにしておく方が良いということ。
ガーナに限らず、アフリカでは乗り合いバスで移動することが多いのですが、大きなバックパックは手元に置いておけないことがほとんど。この時もメインのバックパックは荷台行きになりました。
カメラやパソコンと言った貴重なものは貴重品用のバックパックにまとめておけるようなサイズにしておくのがベターです。
また、もう一つは、旅におけるコンパクトデジタルカメラの重要性。
ここでもコンパクトデジカメに活躍してもらいましたが、こういったバスでの移動中や、一眼レフが周囲を刺激しがちな場所では、小回りの利くコンパクトデジタルカメラが断然有利。脇差的にいつでも抜ける存在として活躍してくれます。
そこそこの画質のものを持っておくと、切れ味も鋭くて良いでしょう。
バスの中。
車窓から。
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丸一日かかりましたが、ようやくクロボにたどり着きました。
クロボで活動されている隊員さんに迎えてもらって、フラットに向かいます。