旅の荷物 - ルポ資源大陸アフリカ | Art of the World - カメラを持って、旅に出よう

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10年以上定期的に世界を旅しています。それらの旅の記録を写真と共に残しています。2024年3月現在渡航国と地域は65。

ルポ資源大陸アフリカ


旅の際は必ず本を二冊持って行きます。

ヨーロッパ・中東・そしてアフリカ。どこに行くにもエミレーツ航空に乗ることが多いのですが、エミレーツは成田・羽田共に深夜発でドバイまでが約10時間40分。
仕事後空港に直行し、上質なミールと多種類取り揃えてあるビール&ワインでほろ酔いになりながら本を読みつつリラックス、気付いたら眠りに落ちている、というのがお決まりのパターンなのですが、勿論飛行機内のみならず、宿で時間がある時や空港、移動中など、やはり本は欠かせません。

上に二冊と書きましたが、一冊はその時読んでいる本(今はkindleですが)。そしてもう一冊は毎回必ず「ルポ資源大陸アフリカ」。旅には必携の一冊です。
毎日新聞のヨハネスブルグ特派員だった著者が、駐在時代に行ったアフリカ各国の取材をベースに、南ア、スーダン、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、そしてソマリアの5か国(+モザンビーク)について記したルポタージュですが、凄まじい内容には圧倒されます。本質的にはルポタージュなのですが、自分にとっては深夜特急的な旅のバイブルです。

ちなみにアフリカについての興味はカメラを買うよりも早かったのですが、たまたま書店で手に取ったこの本が自分のアフリカへの興味を決定的なものにしました。アフリカ入門と思って比較的治安が悪くなく英語圏、知り合いの知り合いが居たザンビアに旅をした時に出会った日本人バックパッカーの写真に魅了されてカメラを買った、という経緯でしたが、そういった意味でも自分の方向性を決定づけた一冊といえます。

ともあれ、お勧めの一冊です。

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