料理人の幼馴染のこと | Art of the World - カメラを持って、旅に出よう

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10年以上定期的に世界を旅しています。それらの旅の記録を写真と共に残しています。2024年3月現在渡航国と地域は65。

 まさに腐れ縁という言葉がこれ以上ないくらい適切な幼馴染がいます。
 互いの実家が100メートル位しか離れてなく、小中学と一緒。常にクラスの人気者だったような面白いヤツでした。
 彼は高校を出て一年間専門学校に通い、すぐにフランス料理の道に飛び込みました。

 料理の道は艱難辛苦のようで、同年代がどんどん脱落していったそう(彼曰く、専門のクラスメートで料理の道に残っているのは10分の1、とのこと)ですが、彼は六本木、広尾、恵比寿とお店を渡りながらキャリアを積み続け、次のステージとしてフランスへ渡航して料理修業をすることを考える段階にきました。

 ここ一年は渡航への資金を貯めるべくフランス料理を一端離れてアルバイトをしながらお金を貯めている状況ですが、現在のお互いの家同士が徒歩圏にあるということもあり、たまに料理を教えてもらいがてら二人でワインを飲んだりしています。
 んで、今日はシチューを教えてもらいました。
 

 しかし社会人となった今、彼の凄みがよくわかります。
 いや、学生時代から凄いとは思っていたのですが、同じ職業人の立場になってより多くのことに気付いた、というのが正しいでしょう。 
 彼には多くの職業を考えるためのヒントをもらっているように思います。彼から学ぶことはあまりにも多いですが、こちらも早く彼のステージに立つことができるように精進しないといけないといけないな、と思います。


まぁとんでもないゲス野郎なのは今も変わらずですが。