🎵白い花散らす風吹き舞い上がる六月の雪凛としてゆく 大切なお友だちが50歳でお空へ逝きました。 六月の陽射しをいっぱい浴びながら、車を飛ばしてお別れしてきました。 さよなら、じゃなくて ありがとうを伝えに…。 私の昨年の直腸がんという病を知って フェイスブックで温かい励ましのメッセージをくれた彼女。 私もがんなのだけど、ちゃんと元気に治療しながら仕事もバリバリやってるから純さんも大丈夫よ!とエールを送ってくれました。 女社長であり、母であり、妻である彼女の生き方はほんとうに、しゃんとしていて、全く隙が無い位。 でも一緒にランチをしておしゃべりしたりする時の彼女は 私より少しお姉さんなのに、なんだかとってもチャーミングで可愛いひと、でもありました。 お仕事で出会って、その後も何度かお仕事をご一緒しましたが、その生きる姿勢は本当に凛として美しかったのです。 とても特殊ながん、だったので強いお薬やしんどい治療も続いていたのに、それに負けないバイタリティーに、私はうんとたくさんの力を貰いました。 私たちそんな簡単に死なないわよ! そう言って、笑いながら がんばりましょうね、と去年の夏の終わりに 誓い、励まし合ったのに。。 最愛の娘さんの二十歳の晴れ姿を見届けて逝くことが出来てよかった。。 きっと彼女の残した素晴らしい仕事は、彼女が自ら育成した人達に、きちんと受け継がれてゆくのだろうと思います。 お葬式の帰り道、初めて通る道すがらふと見つけた川辺さんのいずもガラス工房に 何故か吸い込まれるように立ち寄りました。 彼女の分も私、生きなくちゃ!と思って 何故か引き寄せられるようにこの花器を求めました。 何でだろう?不思議な感覚でした。 この時期道端にたくさん咲いている白い花が、彼女のイメージと重なって 少し手折り、ぽっ と挿してみました。 まあるくて温かいいのちのかたち。 山の向こうをガラス越しに透かし見ながら、彼女と約束をしました。 精一杯 生ききること、を。。 六月の雪のような花… かみさまに呼ばれて逝った彼女は ゆき という名の うつくしいひとでした。。

Jun Shiratsukiさん(@junshiratsuki)がシェアした投稿 -