病気のこと…少し長くなりますのでお忙しい方は又ごゆっくり…(笑)白築純を応援してく... 病気のこと… 少し長くなりますのでお忙しい方は又ごゆっくり…(笑) 白築純を応援してくださるファンの皆様、いつも支えて頂いている友人の皆さん、お仕事関係の皆様 お世話になっている全ての皆様へ… この度の私の病気の事で、本当にたくさんの方々にご心配ご迷惑をおかけしてしまいましたが、明るい光がはっきりと見えてきたので、ここできちんと包み隠さずなご報告を、と思います。ちょっとデリケートな部位(笑)なお話もあるので悪しからず… 6月に出雲のクリニックで直腸がんの可能性があることがわかり、翌週から島根県立中央病院で検査に次ぐ検査を受け、7月6日、直腸がんステージ2から3にかかる位、との診断が下りました。幸い他の部位への転移はなかったのですが、肛門(ここから何度も出てくる言葉ですので、すんません…)にとても近いところに腫瘍が出来ている為、最悪の場合人工肛門になる可能性が高い、と言われました。 がーーーーーーん。。 目の前が真っ暗、と思いきや、意外と自分でも驚くほどに冷静でした(笑) そこからいろーーんな葛藤があり模索をし、ありとあらゆる本を読んだりいろんな方に相談したりしました。 担当医の先生から提示された治療法は 25回の放射線照射とTS1という飲む抗がん剤の投与を休憩を入れながらの二週間×2回というもの。 それによって今ある腫瘍を極力小さくしてから切除手術を行う、というものでした。若い頃からボーカリストとして身体が楽器、ということを第一に考え、人一倍食べ物や健康には気を遣ってきた自他共に認める健康オタク?なつもりの私にとって、まさか自分ががんになるなんて想像もつかなかったことでした。 どちらかといえば 東洋医学やヨガ、食養生や自然治癒力などに傾倒していた私にとって、いわゆる化学的療法を受け入れること、は辛いことでした。 しかし、これからのいろんな事を考え夫ともよく話し合い、それを受け入れる決断をしました。 何よりも力になったのは、家族の支えと 同じ病や苦しみを乗り越えて来た人達が話してくれた経験談や、医師である友人知人たちからの的確なアドバイス。心配してくれるたくさんの方々からの応援メッセージやお見舞いのいろいろ… そして 瞑想の師から直々の「何でも来い!どんと来い!よ。大丈夫、守られてるから…」というお言葉。。 心配していた副作用は、テルミーという温熱療法を毎日夫がかけてくれたお陰と、勧めて頂いたサプリメント等の助けでとても軽く済みました。 前半は割と楽勝でしたが後半はさすがの白築ぢゅんもほとほと弱りました。放射線腸炎という副作用で、何を食べてもお腹を下してしまう為一日に何度もトイレへgo😅だったので、泣く泣くいくつかのお約束をお断りせねばならなかったり… あんなに、あと3キロが落ちないわーと騒いでいたくせに、あっという間に痩せていくと何だかたまらなく不安になったりして…(笑) それでもステージのお仕事に穴を空けることなく、無事に歌い続けられたこと…レッスン等もお休みさせて頂いている場所を除いては、すべて元気にやらせて頂けたこと…制作のお仕事も、たくさんの方々にお世話になりながら、また新しい作品を生み出すことが出来たこと…感謝、しかありません。 無事に治療を終えた9月15日、島根での手術を諦め、さいたま市にある大腸がんや直腸がん専門のクリニックで行うことを決め、紹介状を握りしめてロビーでお会計を待っていたところ… 「しらつきさーーん!」 という聞き慣れた担当医のH先生の声が聞こえました。走ってきたのか、血相変えたH先生は私を見つけるなり、「実は…今朝大阪から着いたばかりの、今月からうちの病院に赴任された西日本一と言われる大腸がん手術の名医の先生が、しらつきさんのカルテを診て、肛門温存してうちで手術が出来るぞ!と言われて…急いで探しにきたんです!」 とな。。 へ? は? うっそーー!!?? ということで急いで再び診察室に入ると、そこには気のいい関西人なお兄さんとおじさんの中間?みたいな眼鏡の先生がにこにこと待っておられました。そして、私を見るなり、「たぶん、大丈夫でしょう。まずは触診させてください」と言って… 私の腫瘍部位を触るなり… おっきい声で、カーテンの向こうにおられるH先生に向かって 「いけるいける!いけるでー」と。 カーテンの向こうでは「マジですかー??」とH先生の声が。 その元先輩後輩関係な二人の先生のやりとりが可笑しくて、痛いのに笑ってしまいました。。 「ぼくのことを怪しいオッサンやと思ったら一応ネットで検索してみてください。僕を信頼して下さるなら最善を尽くします。一緒に頑張りましょう!」と握手してくださいました。 怪しいオッサンとは思わなかったけれど、ネットで一応検索すると… 出てくる出てくる!いやーすごい名医!すごい先生だった! 金澤旭宣先生… 運命の出会い! 今月19日にがんをちゃんと切って肛門も温存してなんと!腹腔鏡手術!だそうです。ビキニも着られるって!(笑) 数ヶ月ほど人工肛門を付けそのあと、又通常生活に戻るそうです。年末はステージでもう歌えるそうです!もう、全ての事に感謝!です。 皆様本当にありがとうございます。 以上ご報告でした。 Jun Shiratsukiさん(@junshiratsuki)が投稿した写真 - 2016 Oct 1 11:28pm PDT