なんだか料理ネタが続きますが…
今日はとあるところで、今年からたぶん たくさんタッグを組んでお仕事することになるであろう とある音楽家の方と、その関係者や周囲の方々との、本年の企画会議を兼ねた新年会、のはず…でした。
でした、というのは … 主要メンバーに、インフルエンザ一名、発熱者一名、ということで、中止、(延期、か) となってしまったのでした。
みんなでお料理を持ち寄って、という主旨の会でしたので、私も朝から いろいろ作って楽しみに準備しておったのですが… 朝10時に遠足、いえ、宴会?中止の連絡が来て…
え~い、それなら、と思いきって、こども達と雪の中で遊びました。
上の写真は持っていくはず、だった、黒豆くるみパン。
おいしく焼けました!
これに、ちょっと胡椒の効いたチーズなんかを添えると美味、ですぞ~。
こんな甘いもん、ごくごく飲めません!酒なら呑めるのに…(笑)
って、ことで… 黒豆とくるみを入れて、このお汁をお水の代わりにして、パンを焼きました。
お砂糖は入れず、隠岐の藻塩を多めに入れて…
バターの代わりに オリーブオイルを。
焼き立てのお部屋に 外遊びから帰って来たこどもたちが 「わ~いいにお~い!」と 切るそばから バターを塗って、ぱくぱく… みんなに大好評でした。
黒豆を煮て、お汁が余った方、ぜひ、お試しを!
優しい甘み、で美味しいですよ。
毎年、もう恒例となっている 伊達巻作り。
元々は 前のお姑さん(ま、いろいろあるのよ、人生) と 八年間ずっと欠かさず作って来たもの。
私が島根に移住して、又 再婚してからも、やっぱりお正月には まま(元姑)と作った伊達巻を作りたい、と強く思い、白築家でも「私が作ります!」と 買って出た、、のでした。
東京のピーカンの空に、乾いた風の吹くお正月から、毎年雪の島根のお正月…
に変わっても、、この味、守って伝えていきたいな、と思っています。レシピは今や 私流の味になりましたが、一緒に作った思い出 とか、一緒に食べた記憶、というのは、実はとても幸せな宝物なのかな、と思うのです。
ほんとはもーーっと お酒を利かせたいのですが、こどもがいるから、もうすこし、先まで我慢、です(笑)
ってことで、もう、昼間っから呑んじゃいますか~?(笑)
冬の、お楽しみ。雪が降って一番うれしいのは実はこれ。
雪の中に ぶし!って 差し込んで、キンキンに冷やしたお酒を飲む、というのが、この山の中で暮らす 冬の贅沢、なのです、私にとって。。
そして、お正月は 堂々と大手を振って、、昼間っからお酒が呑める!ということが、私には こころからの幸せ、なのです。ささやか、ですが…(笑)
お姑さんも、「いいわね~ 呑むだわね~」と寛大です。ありがたや~。どこにも行かなくてもいいんだもんね。
ってことで、呑みながら、こんなの書いたりして。。
こういう日、も いいもの、なのです。
予定していたこと、が ぽっかり空いたりする、のはね、かみさまが その人その人に、ちょっとゆっくりしなさい、って カラダやこころを休める時間をくださる、ってことなのかもしれません。
そう思って、インフルさんと発熱さんの早期回復を祈りながら、お神酒…です、そう!お神酒なのよっこれは…!(という大義名分でございます)
このお正月は 山口の銘酒、だっさい(漢字書けない、、) と 隠岐のお酒 キンニャモニャ、と 隠岐の島、と …いろいろ呑みました。
やっぱ正月は日本酒だぜ!
だって、島根はお酒のはじまりの地、なんですもの、、ね。
これはほんとうに美味しいのです。
東京だと、紀伊国屋とかの高級スーパーで買えます。
けんちゃん印、とか付いてたらいいのに、って オットに言うと、「いいのいいの、ぼくはひっそり作ってるのがいいの」と どこまでも控えめなオット。。。顔と態度のでかい嫁とは正反対、です、ハイ。 これは 薄く塩コショウして片栗粉をまぶした豚の薄切り肉できゅっと一房ずつ巻いて、セイロで蒸すのがとっても美味しいのです。その下のお鍋に出た 舞茸と豚肉のエキスもスープに出来て、お得感倍増なのです。
今夜のみんなのおかずになります…。
みんなでおうちの田んぼに かまくらを作りました!
ムスメ ちったは もう今年で三年生、、ちょいと手狭なようです。でも おむすびに入ってるみたいで なんだかかわいい。
ぼくはちょうどいい!と ご満悦の息子、しゅうせい。
こんな楽しい遊びが出来るのも、ここならではの、冬の贅沢なのかもしれません。
寒いの嫌い、冬だいきらい、だったのに…
今ではすっかり、冬の 里山暮らしを満喫している、島根移住10年目の私です。
冬のたのしみ、みなさんも、それぞれの場所で、見つけてくださいね♪






